虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

今ごろ 「鬼滅の刃」にハマる

 年明け私に 「鬼滅の刃」のことを教えてくれたのは 長男家孫・2歳の花ちゃん。

「鬼めちゅのやいば」の歌を アンパンマンがクルクル回るピアノを弾いて歌ってくれました。

どうやら新型コロナの非常事態宣言が出てから 保育園に登園していない花ちゃんは おとーさんと一緒にAmazonプライムで「鬼滅の刃」のアニメを観ていたらしいのです。

 

言われてみれば 

Xmas前 本屋にアンパンパン図鑑を買いに行ったとき 隣のレジがコミック本「鬼滅の刃」の受け取り取り専用レーンでした。

手芸屋さんで 緑と黒のフラッグチェック地が山積みされていたのが 炭治郎が着る羽織柄の市松模様だったり 店内に貼られた”口に竹を銜えた女の子ポスター”は 禰豆子”だったのに 巷の話題を見逃してました。

 

”鬼は人間の変わり果てた姿”の題材は 私の好きな分野の話で 早速観たアニメ版は途中で中断してしまったので そのうち最後まで観ようと思っていた所に 長男が友人から貴重な「鬼滅の刃」20巻を貸りて持って来てくれました。

 

大正ロマンが漂う頃 日本の市井の人々の生活はまだまだ貧しく 飢えた世の中に芽生えた人の心に潜む弱さや 劣等感だったりの隙間に 先に鬼と化した者の刃が突き刺されば 喰われたその者も血を求めて鬼と化す。

主人公の少年・竈門炭治郎も 妹・禰豆子以外の家族を血に飢えた鬼に殺されたのですが やがて鬼を退治する鬼殺隊員となり 人の道を踏み外さず真っ当な心で生きて行きます。

 

誰しもが思い当たる人の心の弱さは身の内にあり 鬼には鬼の言い分があり 自分が鬼になった理由を”親や世間 貧しさ”のせいにして鬼殺隊と戦いながら語ります。

 しかし主人公の炭治郎は 鬼の独白を何の躊躇いも無く 「そんなのは自分に都合の良い解釈であり 鬼になって人間を襲って良い理由にはならない」と退けます。

そして戦い終われば 鬼にならざる得なかった事情に気持ちを寄せて弔います。

 

炭治郎にも 鬼に成り下がる境遇と条件はあったはず。

けれども炭治郎は 大切な家族を鬼に殺された悲惨な境遇から逃げださず 自分の心の弱さを正面から認めて 人の心を信じて何の迷いもなく”鬼と化した人間たち”を退治します。 

自分の死すら恐れない戦いぶりは 鬼殺隊仲間や 後々の志を共にする同士へ託す想いがあるからこそであり 今自分が置かれている”鬼殺隊員”のお役目をブレずにこなして 成長して行きます。

 

読後に この内容ならレインボーチルドレン・花ちゃんにも響くだろうし「”鬼めちゅのやいば”が 面白い!!」と 私におススメした理由に納得です。

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