「孤立した家と畑」
※ 孤立した家と畑の文章は2011・3・21 AM4:00に 私が天界より受信したメッセージです。
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①今視ているこのビジョンは 2011年3月11日 M9・0の巨大地震から何年後かの東北・三陸沿岸部なのだろうか。
私の意識は 速度の遅い飛行機から地上を俯瞰している。
赤茶色のぱさついた土地が 眼下に広がっている。
私の視線は、ゆっくり移動する。
広大な土地の中に、孤立した一軒の家がポツンとある。
家の隣には、わずかな畑と田んぼがある。
その先に視線を進めると、畑と田んぼを耕している同じように孤立した家がある。
良く見ると家々が点在していた。
果たしてその家に住む者達は、離れた土地に住んでいる 他の住民の存在に気づいているのだろうか。と思う私。
自分達が食べる食糧や農作物を 自給自足する者だけが、この地に住むことが許されているのだろうか。
孤独に耐えて生き行ける者だけが、この地で暮らせるのだろうか。
後々には、自分達が必要とする糧以外にプラスαの食糧を得て、同じように孤立する他の家に必要な物を歩いて交換しに行ける。そんな健康的な体の持ち主が、この地に永く住むのだろうか。
「必要な物とは何か?」と問う私に、隣いる説明役の神様が、「当面は 暮らしの中で通貨を遣わず 自分に必要なものを物々交換をして得るもの。それができる社会と言う意味だ。」と教えてくれた。
土を耕すことが得意な者。
物作りの得意な者。
魚を捕るのが得意な者etc
それぞれの得意な者たちが行う"知恵と技の交換"という意味なのだろう。
パーマアグリカルチャーと言ったのだろうか。
どこかで聞いたような気がするけど、私にはこの辺りの知識は皆無だ。
高次元の方々は、この被災した地を復活させるつもりはないと言う。
あるのは、「再生の道のみ」と言う。
②突然場面は変わった。
医療設備が整った診察室のようだ。
しかし、その場に医師の姿は見えない。
この地に住むことを許された自給自足の者たちは、土地の片隅に薬草を植え、病気や怪我から我が身を守るために 薬草の知恵を身につけて施術している。
それができる者が、この地に子孫を残すことになるだろう。
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あとがき
上記の文は 代々霊能家系の家に生まれた私が 2011年 東日本大震災が起きて5日目に 実家に独り住む父の生存確認をした後も 故郷・鹿折が壊滅してしまい北海道からの交通網が断たれて帰省できず 混乱と苦悩のさなかにいたときに ”霊夢”で視せられた情景を記したものです。
2020年の今 日本全国に新型コロナウイルス感染による緊急事態宣言が出されました。
あのとき私が視た霊夢は 自然災害であれ 人工災害であれ その後に残された者たちが 何処を目指して進めば良いかを伝える「神様からのメッセージ」だったのではないか。と改めて思います。
震災直後の混乱時(2011年03月21日 18:24記 )に受信した内容をここに公開します。