2010-01-29 淡色レースクッション 手しごと 先日、国際的デザイナーとして評価の高い桑沢デザイン研究所所長の「内田繁」氏の札幌講演がありました。 ~時空の記憶より生まれる弱さ感覚のデザイン~ という難しいタイトルです。 見えるようで、見えないもの・・・・無いようで、存在するもの・・・ ”ぼやけたもの、霞んだもの、ゆらいだもの”が持つ、繊細な壊れやすい不定形なものを、日本的美意識でデザインすることについて、の話だったような。。。 魅力的なお人柄の内田氏の口調で、深い内容の話を判り易く聞いた後、感化された私は思い立って「淡色クッション」を作りました。 淡色布地に同色レースを重ね、同色糸で刺繍して、ほとんど目立たない手作業を加えています。 色として主張しないけれど、どこに置いても何色にでも合う、淡い曖昧色の濃淡の妙を、表現したかったのです。 ランキングに参加しています。 ポチ押してもらえたら嬉しいです。