虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

2011年 いつもの初夏なのに・・・

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 札幌の私には 昨年と同じようにラベンダーが咲き、黒猫がいる初夏が来た。
それなのに、故郷の友人達には いつもの日常が戻らない。
 
気仙沼の実家に 震災後始めて帰った日の夕方。
鹿折唐桑駅前に 津波で乗り上げられた「巨大な船」を見上げて 一番声を聞きたかったあなたに 電話をかけたね。
 
「直ぐに来れなくてごめんね!!」って・・・。
 
その夜遅く いきなり実家に訪ねて来たあなたと 駐車場に車を止めて 灯りを失い瓦礫も見えず漆黒の闇と化した 2人の生まれた町を背にして 珍しく真面目な話をしたね。
 
 私を待ってたんだろうなって、ヒシと伝わってきたから、
 「ごめんね!!」としか言えなかったけど、生きていてくれただけでありがたかった。
 
震災発生後 父の生存をようやく確認した後 友人達の安否確認が全然取れなくて 片っぱしから色んな所に連絡を入れて、 あなたの娘さんを探して それで無事を知ったんだよ!!  
 
1ヶ月以上過ぎてやっと聴いた生の声。
生きてて 良かった。それだけだった・・・。
 
この先、もし私に何かあったら、同じように探し出してね。
 私もきっと生きているから。