相変わらず「島耕作」好きの私です。
最近発売の社長・島耕作 10巻では 韓国や中国に市場を奪われた日本の家電メーカーの低迷ぶりが、描かれています。
企業のトップが 未曾有の災害を瞬時に察知して物資や労力の支援等あらゆる面を想定して 素早い判断力と 的確な指示力で対処する所が最高の見どころです。
たかがマンガ!! されどマンガ!!
残念ながら この度の東日本大地震では 日本の政・経済界の中から 見事な采配を振るう指導者を 私は見ていません。
この本を読んでこれから 諸先生方は学ぶのかと思いますが。
どこまで本当か虚なのか?と疑問ですが 弘兼さんが勤務していた(旧 松下電器)のパナソニックが テレビの生産から手を引く発表もあるので もしかしたら・・・と勘ぐりたい所です。その辺の難しいことがが解りやすく 描かれています。
弘兼さんは 堅い内容の企業型の作品だけでなく 大人の恋愛がテーマの「黄昏流星群」も描いているので 合わせて読むと企業で働く人間の 恋愛事情を知るのことができます。