山下達郎札幌ライブの余音で 新曲アルバム「Ray Of Hope」を聴いてます。
感動しすぎて どう表現したら良いか解らない程 ともかく凄かったです。
59歳の山下達郎さんが 休憩なしの3時間半。
ニトリ文化ホール(元厚生年金ホール)の満員の観客を 完全に魅了したステージでした。
アンコールは 観客全員総立ちのまま30分間 それでも名残惜しくて 拍手が鳴りやみません。
5年前までライブ開催が長いスタンスなんてうそみたいに この5年間で3回目。
1年8カ月ぶりの札幌ライブです。
今回は2011・3・11の震災後の初ライブで 今の日本に”達郎さんが何”をメッセージ発信するのか 楽しみにしてました。
達郎さんのメッセージの全ては 2010年の曲「希望という名の光」に込められていました。
「希望という名の光」のイントロが流れたとたん 私の目の前に 2011年3月11日14時46分。
赤い火の粉が舞う中に 大切な人達の顔が次々浮びます。
そこには鹿折の町を 実家の父と一緒に逃げまどう いないはずの私の姿もありました。
流れる涙 涙・・・
両隣には私の気配を知る 家族がいます。
~~~山下 達郎さんの 間奏のMC ~概略~
「昨年日本には 1000年に一度と言われる未曾有の災害が起きてしまった。
そして原発事故も。
被災地に行くアーティストもいるけれど 自分は一人の音楽家として 目の前にいるお客さん全員に 一人一人に喜びを与えて 楽しませたいと思っている。
それは僕だけじゃなくて、メンバー全員、照明や、音響や、大道具 機材トラックの運転手 ツアースタッフ全員が同じ想いでいる。
今日このライブ会場に来た あなた達一人一人に向けて その想いを伝える」と言いました。
気仙沼に住む大切な人達が 絶望の日々を彷徨ながら 生きていてくれたこと。
今日に至ってくれたことに 感謝します。
達郎さんの深い想いを受け取り 私も希望の光を配ります。