山下　達郎シアター・ライブ　　札幌シネマフロンティア

　「山下達郎シアター・ライブＰＥＲＦＯＲＭＡＮＣＥ　１９８４－２０１２」で　１週間の期間限定のシュガー・ベイブ時代から現在までの　山下達郎の映像と音を公開されるというので　見てきました。(９/２迄追加決定)

夕方５時と７時の２回公開で　シアターライブなのに２５００円は高いかなと思ったけど　そんな思いは吹っ飛びました。

唄も声も知っているけど　姿がメディアに登場しないので有名な山下達郎さんの　１９８８４年～８６年代の貴重なライブフィルムもありました。

シネマフロンティア・シアター８の音響効果が良いのか　ライブ会場で聴くような「最高の音質」を維持していたと思います。

時代がデジタル化され　自分の音楽スタイルが取り残された感を抱き　１０年のライブブランクがあります。

が　２００９年４月２４日のニトリホールで私と出逢った頃の　成熟した山下達郎が圧倒的に良いです。

語りつきないのですが・・・

２０１０年８月北海道石狩湾港で行われた「蝦夷ライジングサン」に　山下達郎さんはバンドの仲間と出演しています。

その会場で「やまたつ」を知らない世代の人達が　山下達郎の唄声を聞いて「無性に感動して　泣き出す人が続出した」の噂は聞いてました。　

まさか、まさかそのときの超お宝映像が流れるなんて・・・

夕陽が沈むマジックアワーの刻に　海の風を浴びて「さよなら夏の日」を気持ちよさそうに唄う　山下達郎さんの笑顔も　若い女性の?を伝う美しい涙も見ました。

それだけで　このシアターライブに行く価値があるというものです。

札幌・北区出身の天才ドラマー・小笠原君や　サックスの宮里君との異世代セッションも　見ごたえあります。

虹の旅人