年末の買い物中のスーパー内で 友人のご主人とお会いした際 「妻は病が全身転移し 入院できなくなり自宅で娘と二人で面倒みてるから 遊びにきて。」と言われ 正月明けの「初競り」の元気なバラの花束を届けました。
その時期に出逢ったその友人は 足が不自由で松葉杖生活でしたが 3人の子供を育て 50過ぎて車の免許を取る大らかな人柄の心優しい 先輩ママでもありました。
読んだ本の話をしたり 昼間に評判のラーメン屋さんやお寿司屋さんに行ったりして 色んなことを学びました。 故郷の遠い私には 親戚に近い感覚の友人です。
数年前 道で会ったときに明るい声で「私 末期の病気になったんだ」と言われて 聞き間違いか思った程です。
病に冒された友人には 震災は他人事のようでもありましたし。。。
年が明けて先日 15歳年上の友人は 日当たりの良いリビングで野鳥を眺め 静かに自分の人生を受け入れていました。 自宅で痛みの闘病は始まったばかりです。
それぞれの時間が進んで余裕の時間が持てた今 友人の元へ通うつもりです。