虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

哀しみを胸に・・・

  アルジェリアの人質事件で日本人10人の方が犠牲になりましたが 本当に哀しくて無念な想いです。亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 
この事件のニュースを見る度に 日本という国が いかにエネルギー資源の無い国であるかを改めて認識しています。
日本にエネルギー供給をする為 高度な開発技術と有能な技術者を現地に派遣提供し その恩恵で私達は エネルギーを消費した豊かな生活を送っているのですね。
なんだか申し訳ない思いがします。
 
 
 10人の中で特に南三陸町志津川中学出身で 一昨年の東日本大地震に実家のお母さんが被災しているプロジェクトリーダーの方に 同じく被災した隣町の気仙沼出身のということで 想いを寄せています。
 
仮設住まいのお母さんが「被災して家が流されても息子の思い出の品を持ち出せなかった。 優しくて優秀な自慢の息子です」と語っていました。
 
節分の2月2日 60歳の還暦祝い同級会に参加予定だったのに 何故半月間の寿命を延ばしてくれなかったのですか。
 
遠く故郷を離れた海外にいるからこそ 被災地で暮らすお母さんや親戚・友人達に逢える日を励みに 過酷な労働に耐えていたと思います。
 
大きな試練の後に更なる試練が重なるなんて あまりにも酷な話です。
 
 
日本の国のために 日本人の誇りを持って働いて犠牲になった日揮の精鋭の方々 本当にありがとうございました。 そんな想いで私は祈ります。
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