虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

震災の日 繋がった携帯電話

 昨日から今日の未明まで 全道に暴風雪が警報が出てて 走行中の車の前が 吹雪きで一瞬見えなくなる恐怖を 味わいました。
 
夕方には強くなった風が唸りをあげたので まさかの停電に備えて早めにご飯を炊き 子供達にメールで 携帯電話の充電補充を促します。
 
「危機管理能力を発揮して 自分の命は自分で守る!!」が 虹りんご一家
の鉄則です
 
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 2011年の東日本大震災時 携帯電話のバッテリー残量が その後の動きを左右しました。
 
3月11日 気仙沼市内で海に一番近い気仙沼南小学校に 児童と近隣の住民総勢500人が避難してました。
 
地震津波から命を逃れて避難した先の小学校には 食糧の用意がありません。
 
携帯を持たずに避難した人や持ってても繋がらない中で 古い携帯電話の持ち主である私の同級生の携帯だけが どういうわけか繋がり 非常に役立ったと聞きました。
 
学校管理者として安否確認の報告に追われる同級生の携帯へ コンビニを経営する同級生から「南小学校に避難している人は何人だ。」と電話が入りました。
 
「お陰でその日のうちに人数分のおにぎりが届き 避難している人達に配ることができたんだ。」と 傷ついた携帯電話を前にして 500人の命を救った同級生が教えてくれました。
 
緊迫した状況で 自分のことだけでなく 自分以外の人のことも考えられる人は 本当に凄い人です!!
 
イメージ 1
                                                            2011/12  鹿折唐桑駅前にて