虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

祖父と孫娘の絆

 今日は私の娘・姫りんごの誕生日であり 被災した気仙沼・鹿折地区に独りで暮らす父親の 85歳の誕生日でもあります。
 
娘が産まれる時 私・虹りんご
の周りに頼りになる身内・友人は全くいなくて 夫・大豆さんも長期出張の仕事人で全くあてならず。
 
腕白坊主に健やかに育った3歳の息子・空豆君が飛び跳ねる中 私は予定より早く札幌の病院に出産入院することになりました
 
当時働いていた気仙沼の母は都合がつかずで 取りあえず一足早く札幌に送り込こまれたのが 実家の父親でした。
 
長旅で札幌入りした父親に 挨拶もそこそこに 入院支度をしながら私は
 
「おじいちゃんが札幌に来てくれたお礼に 明日のおじいちゃんの誕生日 可愛い女の子を産んであげるね~
。 誕生日が一緒なら忘れないもんね!!」と 笑って言いました。
 
翌朝その言葉通りに 私・虹りんご
は 父親と同じ誕生日に 女の子(姫りんご
)を無事出産しました
 
 
今でも2人は 名前の頭文字も同じで波長が合うらしく 仲の良い祖父と孫娘です。
言いにくい物ごとは 姫りんごが伝えた方がスムーズな程 孫娘に甘いじいちゃんでもあります。
 
 
福山雅治さんは 「自分の誕生日に 産んでくれたご両親に感謝の気持ちを込めて 百合の花を送る」みたいですが 「産んでくれてありがとう!!」は 照れ臭いけど伝えたい想いです。
 
 
 
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