虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

変わらぬ味 ~気仙沼~

 先月末 気仙沼・鹿折の実家に滞在中 朝から一人暮らしの父が ディケア施設に通う日がありました。
 
 
震災から2年半以上も過ぎて 物の形や 「人が暮らしていた気配」すら消え 無残であわれな姿を晒す鹿折の町を 翌日のお墓参り用支度を求めて歩いていると 理由の解らぬ苛立ちが込み上げてきました。
 
誰に何を云えば この気持ちが伝わり 納まるのかと・・・ 
 
 
やりきれない思いで 復興の進まぬ気仙沼市内を歩き 情報を得ていた「南紫市場」の 気仙沼人なら昼も夜も行く「喫茶店 マンボ」に行きました。
 
注文したのは いつもの細くて少し縮れたあっさり醤油味スープの「ラーメン!!」
 
カウンターに一人坐り ラーメンを一口食べて「変わってない!!」と呟く私に ママが「地元の人?」と話しかけきましたが 不覚にも 私・虹りんごは涙で返事が出来ませんでした。
 
変わらないものがここにあった。その嬉しさでもあります。
 
イメージ 1
 
 
 
お腹がいっぱいのはずなのに 震災前に「あさひ鮨」で食事することに憧れた頃を思い出し 外の看板メニューを眺めていると 女の一人旅と思った親方が声をかけてきて 「札幌から鹿折の父に会いにきました」と言うと 「遠い所 ご苦労さんだね!!」と言ってくれたのです。
 
暖かい言葉が沁みて 地元の素材を活かしてた「フカヒレ鮨とさんま鮨」を親方に握ってもらい 気仙沼の海の幸を味を 堪能しました。
 
イメージ 2
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
再び翌日の11時半 「あさひ鮨」の鮨を父に食べさせたくて お墓参り後に行きましたが 全席予約満席ということで ご馳走できませんでした。 また行くときは 予約してから父と一緒に行きます。