虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

若い龍の話

 前回桃を頂いたHさんとのエピソードが 続きます。
 
私の「お茶会」最終日は 札幌から少し離れた小樽が会場だったので 札幌開催のお茶会に何度も通ってくれたHさんは 体調不良中にかかわらず息子さん(24歳)を助手席に乗せて ドライブがてら参加してくれました。 

予定では息子さんは 駐車場で待つつもりだったのですが 人見知りの息子さんが何を思ったのか  駐車場に着くなり「自分も行く!!」と言い出したそうです。

驚いたのは私と他の参加者で アニメやゲームに登場するイケメンヒーローのように 雰囲気ある若者が突然登場したのですから。

しかし突然でも起きること それこそが「必然!!ご縁!!」と心得ているので ”即”参加
 

 
お茶会開始は 緊張しつつも小さな声で自己紹介を終えたR君に 居心地悪かったら「途中抜けしても良いですよ!!」とだけ伝えて 他の参加者にメッセージやアドバイスをドンドン降ろしてました。

小さくな声すぎて名前を 正確に聞きとれなかったのですが オバサンの中に唯一人いる若者というだけで十分なので そのままに・・・

結局3時間。 
若くてシャイな青年R君は最後まで参加していて お茶会」終了後に 皆が持ち寄った有名なパン屋さんのパンやら銘菓クッキーが居並ぶ寛ぎ中に  R君が最初に手にしたのが 小樽に昔からある「澤の露」という小さな黄金色の飴でした
 
龍が掌にすると言われる”小さな宝珠”のような「澤の露」を 目の前の青年が食べる姿を固唾を飲んで見守る私の目の前で R君は2個目の「澤の露」も手にしてました。 
母親のHさん曰く 純露系の飴が 大好き!!と言ってました・・・。

前日には 地元神社にご参拝しに行き 蝶の死骸が境内にそのまま散乱する様からも 町の磁場が下がっているのを察していたので お茶会当日の朝早く 私は小樽の前浜に行き 小樽の海の入り口を護る疲れ切った龍神様に「御挨拶とお礼」に行きました。
小樽の繁栄時に活躍した龍神には「無事にご卒業して頂いて 若くて元気な龍が現れて 小樽を活性化してほしい!!」と声に出して願い 気になる場所に 若い龍の道しるべとして ポンポンポンと撒いたのが「澤の露で」した。

なので私としてはあらまっ!!」の展開でしたが 「お茶会」の参加者にはそのことを知らせてませんでした。

2011年3月11日に震災が起きる前の私の故郷・気仙沼の町も同じような感じで 海に働く人達から 「神様婆ちゃん」と慕われた祖母の孫である私は 三陸を護る黄金龍神様に呼ばれて 一緒に波動の下がった土地をお役目で廻ってました。

もし3回小樽に通って承認を得れば”見えない存在の神様達を召喚できる”かもと考えて お茶会最終日を小樽にしたような気がします・・。

                                                   ~つづく~

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