虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

七色の光 その後

  町内のレンタルルームの30代の若いオーナーは 何のためらいもなく出会って数分後の私に 「ジュエリーの言語学本」を 
プレゼントしてくれました。
 
本を頂いた私が「貴重な本を気軽にくれるなんて お父さんの偉業を知らなさすぎませんか・・」と言いますと 「僕は 余り興味ないのです・・・」ということでした
 
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私のセッションルームには広すぎたレンタルルームでは ヨガが開催されていて興味味があった私が 直接講師に連絡して 翌週からヨガに教室に通うと 例の若いオーナーが 生徒として参加してました。 「再会です!!」
 
 
ヨガ教室の2週目には 世界の珍しいペーパーナイフが ルームの壁の一面に飾ってありました。
 
持ち手に隕石がついていたり龍の細工物やら 半貴石のものや黒檀の一刀彫とかetc
どちらにしても作り手は 超一流の職人。
 
それを見極めて集めた人も超一流で 目利きです。
何人も生徒がいる中で 唖然として見入っていたのは 私だけ。。
 
 
「何故 これ程の世界中の珍しくて貴重なペーパーナイフコレクションが この場所に飾ってあるのですか。 博物館に飾っても良いコレクションですよ」と・・・オーナーに訊けば
 
「宝石本の価値を知っていた女性が ヨガ教室に通った」と 父親に電話で知らせたら 直ぐに自分のコレクションを送ってきたとのこと・・・
 
 
3週目にペーパーナイフが 壁の2面目にも飾られて増えてました。。
 
4週目には 何万年前の水入り水晶の塊やら オパールの原石やら ウン十万円もする石がゴロゴロ出窓に転がってました
 
お蔭でヨガ教室の”場はクリアに上がりましたが そのことに気がついたのは講師と私だけです。
小市民の私は  高価なペーパナイフや原石が消えたどうしようと ハラハラして落ち着きません
 
 
膨大なダイヤモンドの 微妙な4Cグレードを鑑定を極めた審美眼を持つ方が選んだ 総数300本のペーパーナイフは 刃先が流れるような曲線で薄く キュとした締まった尖端も造形的で 持ち易そうな機能も備えてました。 
 
 
短い刀のようなペーパーナイフが並ぶ壮観さは 出雲大社の歴史資料館の剣と重なり ディアスポラに続く ペーパーナイフが引き寄せたその先を想像して 私の頭はクラクラしました。