虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

天災に思う

 日本国の首相が衆議院特別委員会で  安全保障に関する法案・集団自衛権の行使を 独自に都合よく解釈したような答弁を 延々と何日も語ってました。
 
28日に野党議員がその解釈の質問に手間取ったとき 「早く質問をしろよ!!」と野次が飛び 飛ばした相手が首相ご本人。  今どき珍しい上から目線のセリフ!!
 
時間をかけて審議した風にした所で 70年間守った”平和の法案”を 本気で阻止できる政治家がいるのかしらと冷めた目で見てました。
 
 
翌29日9時59分。 口永良部島が噴煙を上げて噴火し それから4時間半後に 島民137人は 無事島を脱出しました。
火山灰に覆われた島には 当分帰ることができず不安定な避難生活が長引きそうです。
 
昔から縦に長い日本は龍の姿に似ていると例えられ 日本列島の尻尾の部分から湧き出た黒い噴煙は 我が身から沸き起こる”怒り”のエネルギーを抑えきれずに 放出したような映像に見えました。
 
週末30日 20時26分。小笠原諸島震源のM8.1  震度5強地震が起きて 天の災害は続きます。
 
集団自衛権の審議の現象と 噴火や地震の天災は 一見何の関わりがないように見えるのですが 4年前の”あの日”のように 何かの拍子に護って下さるはずの大いなる存在の方々が ”結界”の綱を一瞬緩めるときがあるのでは・・・と。 あの日故郷を失った私は そう考えることがあるのです。
 
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