虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

ミラクルな出会い Ⅰ

 7月25日の「虹の旅人ブログ」で記事にした ”ジャスト”のタイミングで連絡をくれるH子さんから 「どうしても会わせたい方がいるから ライブに来ませんか。」と またまたお誘いを受けました。
 
H子さんの息子・山田秀靖さんは 東日本大地震津波被災地・岩手県・釜石で 菜の花を植えて種油を生産・販売している方です。
息子さんの友人が札幌でライブを開催するときには 札幌在住の母親のH子さんが全力的にサポートをするので 被災支援のつもりで私は行くのです。 
 
先日のライブの日に H子さんから私の現住所を訊かれたので答えると 
「8月に 平取のアイヌ部落の有名なシャーマン・アシリ レラさんを訪ねて友人夫婦が来るけど あなたの家の近くの知人宅に行くみたい!!」と言って 絶句したのです。
ピンポイント過ぎる偶然に 「鳥肌ものですね~」と笑って そのままお別れしました。
 
その流れで急遽のライブ当日の朝 冒頭の連絡を頂いたのですが 詳しいことは”会ってから・・”と思ってました。
紹介者であるH子さんが到着していない時間に 会場に着いた私の前を 二風谷アイヌ部落から札幌入りした年配のご夫婦が通り 見覚えある姿に釘づけになってました。
 
H子さんに ご夫婦のプロフィールを聞く前に 
私 「H子さんは あちらのご夫婦とは 岩手の息子さんに会いに行ったときに 知り合ったのですか?」
H子さん 「そうです。」
 
私 「もしかしたら 私の近所のお宅は お姉さんの家ではありませんか?」
H子さん 「そうです」
 
私 「3年前にお姉さんが亡くなり 葬儀に参列できなかったから 今回はご焼香に行く。と言ってませんでしたか?」
H子さん 「そう 言ってたワ・・・」
 
まさに お盆の最中の8月13日。 ジャストのタイミング!!
H子さんが 岩手で意気投合したご夫婦の女性・Fさんは札幌出身で 私と一回り以上年齢が離れていて 3年前に亡くなった友人明子さんの妹さん。 
 
アイヌ音楽”まったり~ず”として演奏活動するご夫妻の初札幌ライブを 明子さんの娘夫婦と孫。
そして30年以上 親戚のようにお付き合させて頂いた私が 何故か一緒に聴く奇遇。
 
思いがけない場所での 私との再会を驚きながらも 妹のFちゃんを支えた明子さんの人柄を知る明子さんの娘と私は 「演奏中に 亡くなった人達が左肩に乗ってたね~」と 見えない世界を普通に会話してました。
 
昨日の8月15日には Fさんご夫婦と一緒に 明子さんのご仏壇にお参りをしてきました。
 
岩手と札幌を 一気に繋いでくれたH子さんに感謝です。
この度のミラクルな 御仏様ののご采配に感謝です
 
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                       ※ 見事なムックリの音色を響かせる”まったり~ず”ご夫妻。