虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

映画「シン・ゴジラ」

 先月初めに観た「シン・ゴジラ」の感想を 殆ど封切りが終了しているのに スル~できずに今更UPすることに戸惑っている私です。
 
ゴジラ映画かあ」と思って見逃がした方がいたら 機会があれば観て貰いたいし 個人的にはカンヌ映画祭で金獅子賞を狙って欲しい作品です。
 
これまでゴジラものは興味が無く 「エヴァンゲリオン」も見たことがなく予備知識の無い私が 何故に庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」を観に行ったかというと 漫画家・安野モヨコさんが描いた「監督不行届」の監督が映画を撮ったからです。
 
そして刀剣好きの私が 数年前に札幌開催の「エヴァンゲリオンと日本刀展」で 人間国宝級の刀剣職人達が エヴァにオマージュして最高級の刀剣を本気仕上げていたので 本物の男達を魅了したエヴァって”何?”でした。
 
展示されていた巨大な「ロンギヌスの剣」の迫力さに 度肝を抜かれました・・・。
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放射能汚染による生物変態を起こしたゴシラが日本を襲う。。。
そのとき日本は どうなる。のストーリーは これまでのゴジラ映画との違いはないのですが 官僚や御用達学者がお手上げの中 組織のはみ出し者の専門家集団が ゴジラが日本に上陸した目的や 撃退法を解明する発想力。
 
日本政府と政治家は 2011年3月11日の大震災時のような混乱ぶりで 米国の顔色ばかり窺う風刺の効いた映像の数々。
 
祖母が広島の原爆被爆者で 日系3世の米国大統領特使・石原さとみに語らせた 放射能の被ばくのデーターを欲しがる自国の要請を受けつつ 「日本を三度目の被ばく国にしたくない。」
ゴジラデーターを海外の科学者と共有することを選んで 協力して貰ったきには 「日本は世界から愛されているのね。」と語ってました。  まさにそこが日本の良さですね。
 
一方本来の国際協定や外交より 日本の未来を守ろうとする政治家二世の内閣官房副長官長谷川博己が語る 
「自分が死んでも きっと日本を救う人間が やがて現れるのを信じる。」は 現実にいたらいいなと思わせる 政治家二世の熱いセリフでした。
 
ゴジラを倒す作戦名が 唐突に神話のスサノオウが八岐大蛇に飲ませた酒名と同じ「ヤシオリ作戦」だったり  エンドロールに登場した野村萬斎が画面には出ていない・・・。とか隠れネタがetc
 
東京駅のリアル模型や 大活躍の在来線列車や新幹線 クレーン重機の雄姿ありで このまま海外輸出用のPR映像に使い 日本の高度な技術を世界に売り込んで欲しい。と思った程です。
いたる所に 庵野監督の趣味と こだわりが満載。
 
迷わず買ったシン・ゴジラのパンフレットの中に 庵野監督が撮影開始前に ゴジラのイメージとして描いた一枚のラフスケッチがありました。
シン・エヴァンゲリオン劇場版作製の合間で引き受けたといえど ゴジラへに対する想いは初心貫徹でブレず 天才肌の仕事で仕上げてました。
 
国際的には武骨で不器用に見える日本人が 深淵にものを考える国民であることを 知らせたい!! 庵野監督の想いが 映画を通して伝わってきました。
 
その”高潔な想い”に触れた 古代出雲の流れを汲む日本刀剣の名工達が 「エヴァンゲリオンと日本の刀剣展」で本気の仕事をしたのかと・・・納得。
 
最後に日本の首相を目指す政治家が 米国の傀儡(操り人形)と語ってましたが とても深い言葉です。 
2013・5・17「古代の太刀と現代の刀」→http://blogs.yahoo.co.jp/applejikan/24962503.html
 
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