虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

小樽・龍宮神社に 隕石で造った「流星刀」奉納

 夏至を前にした20日 榎本武揚建立の小樽の龍宮神社に 隕石で造った日本刀「流星刀」が奉納された。の新聞記事。 
 
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  ※ 読売新聞 道内版                                           
 
江戸幕府幕臣でありながら 幕府側の静止もきかず 自ら携わった開陽丸と旧幕府軍を動かして 北海道占領を企てたのが榎本武揚
 
敗北したとはいえ 敵である黒田清隆に才能を認められて 明治政府に仕え 北海道の開拓に貢献した男。
 
富山県で発見された隕石を購入し 私財を投じて日本刀5本を造らせ そのうちの一本・「流星刀」を ひ孫にあたる東京在住の隆充さん(82)が奉納。
 
短刀(19cm)といえども 龍宮神社の宮司様は「榎本公の命を預かっているつもりで 一般公開の予定はない」と語ってました。
 
数年前 海軍中尉だった武揚が建立した龍宮神社と同じ 「童の龍」 上津和田都美神 中津和田都美神 底津和田都美神の海神三神を祀った美幌・龍神社に   所縁あって参拝したことがあります。

以来 武揚の偉業に興味がありました。
生い立ちを調べるうちに知った 武揚のお父さんが 敬愛する伊能忠敬の一番弟子で 後に幕府の天文方になった人とは。。。
 
父・武規が 師である忠敬と共に山を測り 地を測った後に天文方召し抱えられ その家に次男として生まれたその息子・武揚は 天の仕組みを知り 隕石の科学的成分を掌握した上で 後世にも通用する刀を造ったのでは。。。
 
他方では 見えない存在と言われる 海に棲まう龍神を召喚できる稀有な人物だったのでは・・・。とも思っています。
刀剣好きの私としては 鉄の純度が高い隕石で打った 怪しく輝く刀を 是非とも公開して頂ければと願っています。
 
武揚が奉納した 宇宙エネルギーを秘めた流星刀は 今意図があって若い命を戦争で失う悲劇を 繰り返さないために 当時の海軍所有の母船寄港地であり 親交が深かった小樽・龍宮神社に奉納されたのでは。。。とも思っています。
 
 
龍神社 ~美幌神社~  →2014・10・27