虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

3回目のアイボール会

 東日本大震災で被災して 当たり前の日常を失った7年間の話です。
 
2011年の震災から3か月。
故郷・気仙沼の居酒屋で 「安波山を守護していた銀龍が あの場所で息絶えた」と私が報告をした後 多くの人命を救った満身創痍の同級生・k君が放った言葉が これからは「猫とアマチュア無線を 生きがいにするわ」でした。
 
そのK君を前にして 私の口から思わず出たのが 「アマチュア無線は好きじゃないの!!」でした。
 
イラッとしたk君に 夫の無線コールサインをスラスラ答えると ”恐れ入った風”に目の前で手のひらが返りました。
 
初期にコールサインを取得した”OM”と言われる先輩に会うため K君が友人と札幌の我が家を訪問したのが3年前。
 
直接会うことを”アイボール”と称するアマチュア無線界で その日夫の声かけで 札幌のOM達が集結し 震災当時身を挺して働いた K君を労ってくれました。
 
翌年の同じ月のアイボール会には K君はパートナーと共に来札。
そのときの再会仲間は 夫の旧知の無線仲間数名と私達夫婦だけでした。
 
その席上K君から「2020年のアマチュア無線大会が 札幌で開催されるけど スタッフが不足している」と聞いた仲間達は 即大会委員となりました。
一応コールサインを持つ私も 受け付け役として参加。。
 
3年目の今年。
軽い口約束だけしていた実行委員仲間と 一人で「北海道大会」を 開催しようとした主催者OMさんが 初アイボールしました。
 
震災から5年後に  仕事をリタイアしたK君は 生まれ育った土地を基点に 無線を楽しみならが全国行脚をしてます。 
 
 
今回の豪雨被害のように 不測の事態が起きたときこそ 人の性質が出やすく  言葉を多く語る割に行動が伴わない人も現れます。
かつて被災地の最前線で奮闘したk君に賛同して 少しずつ行動を始める仲間が増えたら良いなと思います。
更に私の経験から 緊急時に離れた土地に 信頼できる仲間がいると 物資や連絡面等でも支援しやすいのです。

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