虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

北海道・胆振東部地震から 6日目

 北海道・私の住む札幌では 日常が戻りつつありますが たまに震度4程度の余震があるので 時間が必要かもしれません。
 
 
聞けば 周りの人たちは 停電よって半解凍してしまった肉や魚のストック食材を 努めて店に並ばぬように工夫して 調理して暮らしていたようです。
病人や高齢者 子どもさんのいる家ではそうも行かず 牛乳や納豆等の日配品が 買えずとても大変な生活を強いられてます。
 
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電気が復旧した道民には 北海道電力から20%の節電を求められています。
 
けっして節電をしない訳ではないのですが そもそも北海道全域に停電を及ぼしたのは 「誰ですか」と言いたいですね。
 
数年前 優良独占企業・北電の業績が”赤字”と言って 企業努力もせずにさっさと加入者に 20%前後の値上げを一気に課した。 それなのにその年の役員報酬は出たのです。
 
この度の停電後 不眠不休で働いたのは 現場で作業をする社員の方々です。
道外の学者が異口同音に ”非常時の北電の停電復旧対策”を 「停電時間が長過ぎ。ありえない。 低レベル」と言ってましたが 災害・非常時の対応策が 論議されていなかったようです。
 
高い電気料を払う道民が 暗闇から流れるラジオの情報で 北海道電力会社のお粗末さを知る情けなさを 理解していただければと思います。

強い地震と大停電が ストーブの必要な冬の時期でなくて「良かった!!」と ただそれだけを思っています。

気になることがもう一つ。
「北海道・胆振東部地震」の発生が未明の3時8分。
1分後に国の北海道地震対策本部が発足したとは なんとも早すぎ。
世耕さんが「復興支援金出す」と発表した税金の有難い使い方も 被災状況を見極めてからでも良かったのでは・・・と思いますが。 
 
9月6日未明3時に目が冴えて 突き上げる地震で 布団から飛び起きた私が 別に暮らす子どもたちに 「無事!! 大丈夫だった?」のメールを送信したのが 3時11分。
 
東京にいる国会議員の「北海道地震対策本部」の立ち上げより 私の方が2分も遅いなんて・・・。