虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

人情寿司屋が手がけた "鯛の姿焼き"

 先日 娘家の長女・雪ちゃん(3か月)の「お食い初め会」に呼ばれて行ってきました。

娘から 雪ちゃんの”お食い初め料理”の相談を受けた際 親子といえども別世帯ながら 「家族だけの内々のお祝いだから 簡略化しても良いのでは・・・。」と言ったのですが 娘夫婦はお食い初め膳について スマホで調べたようです。 

当日の準備中の調理テーブルには 大きな”鯛の姿焼き”がドーンと置かれてました。  f:id:nijinoringo:20200126151214j:plain

勢いがある立派な鯛の姿焼きに驚いて「この鯛 どうしたの?」と 新居に越して間もない娘家族に聞けば 近隣のスーパーや魚屋さんに電話をしたけど 「鯛は焼いてないとか 担当者がいないとか」で ことごとく断られたそうです。 

諦めきれずに町内の通りを挟む昔から営むお寿司屋さんに最後の頼みで電話を入れたら 快く引き受けてくれたとのこと。

 

お食い初めのその日 幼子を抱いた若い夫婦が 開店前のお寿司屋さんに”鯛の姿焼き”を引き取りに行くと 

初老の大将が「本当は 仕出し弁当や会席膳用の 小さな鯛しか焼いたことが無いんだ。

お客さんが困っている様子だったから 俺は初めて”鯛の姿焼き”をこしらえのさ!! 」と語ったそうです。

娘夫婦はとても有難く思い 何度もお礼を言って店を出たようです。

 

パリッと形良く焼かれた鯛は あら塩が振られて塩加減もちょうど良く お赤飯と一緒に頂きました。

 

「お礼かたがた そのお寿司屋さんに みんなで食べに行こうね!!」の話題にもなりました。