虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

孫の雪ちゃんと 宇宙語でおシャベリした2週間

 私には長男家の初孫・花ちゃん(3歳10か月)と 長女家に生まれた雪ちゃん(1歳5か月)の2人の孫がいます。

今回は 長女家の雪ちゃんのエピソードです。

 

雪ちゃんママは前の会社を出産を機に辞めたので コロナ禍の昨年末から就職と保育園探しをしていて エントリー登録やらWEB面接やら書類記入などの度に 私が雪ちゃんを預かる機会が増してます。

少し前 長女夫婦から「働き出したら雪ちゃんを預かって欲しいと」の打診があったのですが シニア世代でも仕事を続けている私自身の気力・体力 休息を鑑みて そして私と長女との親子関係を良好に継続するためにも 「ばあば保育園」でのお預かりを丁寧にお断りしました。

そのこともあり就活&保活は 全力サポートしたい気持ちがあるのです。

 

雪ちゃんとは 緊急帝王切開手術で生まれるときの同意書類の全部を ばばである私が署名した経緯もあり 深い縁を感じる仲なので 歳は違えど一緒にいても窮屈に思うことも無く おままごとやぬいぐるみ遊びなどでいつも一緒に楽しく遊んでいました。

 

2週間前に 雪ちゃんとおもちゃのキッチンセットで遊んでいたときのことです。 

雪ちゃんが「⤴;⤵й☆~⤴∞§*>±⤵?~⤴%⤵#~⤵?⤴%~・⤴⤵⊇」と絶妙なイントネーションで 突然おシャベリし出したのです。

 

 たぶんですが「ばあばの食べたいものは何~?? 雪ちゃんが 作ってあげると!!」と 私に聞いていると理解できました。

あまりにも”クチュクチュペラペラ”と耳障りのよい 音のような曲のような言葉を発したので戸惑いましたが・・・??

 

 子育てをした経験上 この時期の幼児が喃語と言われる「にゃにゃーとか カーたん」とかの言葉を 回らぬ舌で発することは知っているのです。

でも目の前の雪ちゃんが発している言葉は 喃語とは違うニャンスのものだと気づきました。

まるで初対面の宇宙人と話てしている感覚だったのです。

 

小鳥のさえずりのように可愛らしいので 雪ちゃんの発する言葉と同じイントネーションで出身地の気仙沼弁の「”ぺっ!!”や ”やちゃ!!”」を織り交ぜて応じて 会話を続けました。  

 

雪ちゃんは 自分が発した言葉が ばあばには通じたと思ったらしく ペラペラの宇宙語を2・3分の長丁場で得意げにシャベっていました。

可愛くて面白い場面にでくわした私の感動を ご察し下さい。。。

 

後で検索すると 言葉を発する前の幼児が 似たような宇宙語を発することがあるようで 自分のおとーさんやおかーさんには覚えたての喃語で通じるので かえって宇宙語を発することがあまりないとか。

 

雪ちゃんのレアな宇宙語を動画保存したくてスマホを向けると 何故かオシャベリが止まってしまい記録ができませんでした。

2週間たった今では 言葉と意思表示が進化して 簡単なコミニケーションなら周りの人に伝えられるようになり 宇宙語を発することが少なくなりました。

 

思えば雪ちゃんの宇宙語は 雑談時に長女が面白可笑しく私に 世間話をするときの軽やかで明るい声音を真似ていて 雪ちゃんなりに自分の声で楽しい声音を発していたと思うのです。

あの耳元をくすぐるような”可愛い天使のささやき”を もう一度聞きたいものです。

2021・2・28 春を告げるミモザの大木

 

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