虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

かもめの玉子  ~さいとう製菓~

 気仙沼に独りで暮らす父から送られる荷物に、必ず入ってくる定番のお菓子は「かもめの玉子」です。
 
本当は このお菓子は宮城・気仙沼市の隣に位置する 岩手・大船渡市の銘菓なのですが、
宮城・岩手の三陸地方の観光お土産として、仙台の空港でも道の駅でも、どこでも売られています。
 
気仙沼人としては、頑張れ!!気仙沼の「ホヤぼーやパイ」と言いたい所ですが 最近では生協の共同購入や、物産店でも全国的広く売られるようになりました。
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こんなに「かもめに玉子」が認知される ずーとずーと前の話です。
 
テレビの海外レポート番組で、ある国の屋台で孵化直前の玉子が売られていて カルシウム源として、孵化前の玉子を人々が食べてました。

その番組が放送された翌日 知り合って間もないママ友に、このように菓子の包紙を剥いた状態で
お茶受けに出したことがありました。
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若くて素直だった(過去形?!)ママ友は、目の前の「かもめの玉子」に手を出そうともせず、モジモジと困り顔でいる様子。
 
「きっと彼女も 前日のテレビ番組を観たんだろうな」。と内心 思っていました
 
困り顔の彼女の目の前で、私が「かもめの玉子」を口にして、「中味は インゲン豆の黄色餡が入ってるんだよ」と言ったときの、ホッとした彼女の顔が忘れられませんww
 
そんなママ友も、今では気仙沼おじいちゃんから送られる 「かもめの玉子」のファンです