北海道内で荒れた暴風雪は峠は越えたものの明日も居座るようです。
東京に二回目に襲った大雪は テレビや新聞は大々的にニュースに取り上げられてました。
大雪は長野や山梨付近にも被害を及ぼし 県や政府の防災体制と住民の災害対策が少し動きました がその後大雪に慣れてると言われる北海道に上陸し 道内東部地域に電気や水道等の生活機能がスットプして孤立する所もありました。
毎年雪が降る北海道でも今回の大雪は とても稀なのですがあまり報道されず 厳寒過疎地の高齢者が不自由な生活をしていることが知られていないのです。
東日本大地震のときも感じたのですが 物事は人口密度の高い首都・東京中心で考えられ 災害が東京を遠のけば喉元過ぎればなんとやら風に 人々の関心度が薄くなるように思えます。
もう一つは私の経験です。
結局妹が父と一緒に正月を迎えてくれたのですが 台風並みの風と大雪は気仙沼に上陸しませんでした。
明けて2011年の70日後に 未曾有の大震災が起きて父親の安否確認中の5日間。
「あの年末の災害警報後に食糧確保・暖房や停電の対策を講じていれば・・」と 自衛策を取らなかったことを悔やみ 不発だった暴風雪の学びを活かせなかった自分を責めました。
”転ばぬ先の杖”は用意して置くものなのです。