虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

懐かしい人からの電話

  今年は降雪量が少ないと油断していたら きっちり帳尻合わせの雪を降らしてきましたね。
 
私の住む札幌市の上空に ”雪雲が逗留しているらしく 朝から雪かきを2回して 夕方に三回目の除雪行く予定。
 
「先日年賀状代わりに・・・」と とても久しぶりに 夫の学生時代の友人の奥さんから電話がありました。
40年知近く前に出会ったその人・F子さんは 私が札幌に嫁いで間もなく家が近いこともあって 幼い子供を抱えた”ママ友”として お付き合いをした人でもあります。 
何年かして F子さん宅が遠くに引っ越したので お付き合いが遠のいた感じに。
 
F子さんには 私がどんな人生を送っているか気になるみたいで 忘れたころに突然電話を寄こします。
 
前回の電話は F子さんが介護のケアマネージャーを資格取得して働き 私がインテリアの資格で働き始めた頃で 10年以上も前。
 
今回の電話では 「仕事は続けているけど 実母が認知症になり 昨年から同居している。」とのこと。
 
年齢的に私の周りには 高齢の親の面倒や介護をしている友人が多く 「介護の疲れが出たのかな!?」とそのつもりで 話を聞いてました。
 
 F子さんは 「当時あなたを 遠くから嫁いだのに ”不幸のパズルを集めた結婚をした人”と見ていた。 それでもいつも笑顔で美味しい料理をご馳走してくれた。 個性的でオシャレだったしねww」と言うのです。
 
言われて思い出せば 「あの頃の私は 大変だった。 辛かった!!!」と大声で言えるけど 何故か  当の本人がすっかり忘れてました~。
 
知り合った頃の私は 八方ふさがりで悲惨そのもの。
夫は長期出張が多く一人育児 たまに出没する夫の義母は お金も無いのに浪費癖がある自己中の継母。
周りのママ友たちが 親兄弟や同級生に囲まれて のほほんと子育てする様子が 本当に羨ましかった。
 
継母が放り出した夫の実家の仏壇を 北海道のお寺事情も知らない20代前半の私が 否応なく 引き受けました。
以来写真の中の夫の両親は お茶と仏花をお供えするだけで 微笑んでくれてます。

 「大変とか 辛い…」と思っても  そのときを必死に生きて乗り越えると 年月と共に遠い記憶になってしまうようです。
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