虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

若い娘に 狐が憑いた ~覚え書~

 ~~前の記事につづき~~
 私がお稲荷様・お狐様を敬遠しているのは だいぶ前に関わったことがあるからです。
 
最初の関わりは 私が高校生のとき。
気仙沼で神様ばあちゃんと呼ばれる霊能者の祖母の元に 「娘が 油揚げや卵をほしがり狐が憑いたようなので 祓ってほしい」の依頼がありました。
 
高齢の祖母は亡くなる数年から病気がちで 当時高校生だった私が 祈祷用具の荷物持ちとして 三陸の海で財を成した唐桑御殿と言われる屋敷まで同行。
 
広い居間のこたつに座る若い娘は ニヤつきながらチロチロ舌を出し 上目づかいにこちらを窺い  大人を茶化しながら落ち着きがありません。
 
その挙動不審さが ”狐憑き”と言われれば そんな感じでした。
 
祖母が敷地内で祀る稲荷神社にお伺いを立てると 「稲荷神社のお狐様のお蔭で繁栄したのに ここ最近はさっぱり大事にしてくれない。 娘に憑いてそのことを気づかせている」でした。
 
屋敷の者は祖母の指示で お稲荷様を粗末にしたお詫びに  朝夕の供物参りを何日も続けてました。
仲介役を担った祖母もその期間 実家の祭壇で唐桑御殿に棲むお狐様に向けたご祈祷を 続けていたと思います。

勧請した稲荷様を放置したり お礼の参りを忘れると 特にお狐様は こうして気づかせてくれることがあります。