虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

初夏の道南バスツアー ②

 今回のバスツアーで私・虹りんご
が楽しみにしていた場所は 箱館奉行所トラピスト修道院
 
江戸時代の幕末 日米和親条約により 下田港とともに開港された函館港を守る奉行所が 函館にも置かれました。
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しかしその奉行所は移転したり 戊辰戦争の戦いの場となり わずか4年で解体されています。
 
残された2枚の写真情報を基に20年間 復元構想を綿密に練り上げて2010年に 4年間という短い期間で 日本の伝統建築の結集といわれる箱館奉行所を復元完成させました。
 
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最初に大きな覆いの建造物を建てて その中で3分の1規模の奉行所を復元したことは知っていましたが ここまで宮大工・瓦・左官・建具等の匠の技で復元されていることに感動です。
 
牡蠣殻を入れた土の黄色い壁はそのまま再現されているので 日本建築であるけれど西洋建築のハイカラ感もあり 当時の函館の町の繁栄の面影が感じられます。
 
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                                   ※ 襖で仕切られた72畳の大広間
 
中庭は通換気 湿気 雨水対策を考えた機能重視の庭として設計。
 
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2010 棟梁 堂宮大工の世界 ・ http://blogs.yahoo.co.jp/applejikan/16616441.html
 
2010    宮大工の小川三夫氏   http://blogs.yahoo.co.jp/applejikan/16455226.html