虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

魂記憶のかけら集め ①

 全国的にも気温が高いですが 札幌でも31°の夏日となりました。
熱中症対策の水分を補給しながら過ごしましょう。
 
ラベンダーの花の名前を知るきっかけは 小学校高学年の夕飯どきに放送された少年少女ドラマシリーズ「タイムトラベラー」という番組でした。
 
その数年前に東京オリンピックを観るために買ったテレビには 子供の私にチャンネル権は無く たぶんニュース直後に放送されていたので そのまま観ることができたのだと思います。
 
大がかりなタイムマシンもタイムカプセルも無いのに 液体の香りを嗅いだだけで過去や未来の時空を越えて現在に戻れる!! そのことにド田舎の小学生は衝撃を受けたのです。
 
謎のイケメン転校生に興味を持った主人公の女子高校生が 理科室のフラスコの中のラベンダーの香りがする液体を嗅ぐと 女子高校生は記憶を失ってタイムワープ。
実は転校生は未来からきた宇宙人。
で 女子校生が坂の下の転校生の家を尋ねると温室もあって 未来に戻るために必要な 導入用液体の花を探していたのです・・・
 
昔のことをあまり覚えていない私が 震災前に仙台の図書館に行き 保存されている「タイムトラベラー」の貴重なビデオを借りて観た程ですから 受けた衝撃は大きかったのです。
 
だいぶ後なって憧れの紫の花・ラベンダーの実物を中富良野で見た後に調べたら「タイムトラベラー」の原作が SF作家・筒井康隆氏原作の「時をかける少女」であり 大林信彦監督の映画「時をかける少女」では 監督の出身地であり小樽より明るいイメージの同じく坂の町・尾道に場所が変更されたことを知りました。
 
残念ながら映画は観ていないのですが 寒い地方で植生するラベンダーが何故温暖な尾道に咲くのか不思議でしたが 「尾道三部作」の映画撮影の都合だったのですね。
                   
そのうちに私が 毎年ラベンダーの花によって曖昧な記憶を呼び起こされるのは きっと胸の奥に何かが残っていたからでは?と考えるようになりました。
                
                                               ~つづく~
 
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