純米吟醸「金龍」～一の蔵（金龍蔵）～

　今年の我が家の正月酒は、宮城県大崎市「一の蔵」の純米吟醸「金龍」です。

日本三大杜氏筆頭に位置する南部杜氏親子二代が率いる蔵人八人と、「人・自然・伝統」を大切に継承したい。という理念で手作りしているお酒です。

私は、ずーと前から日本酒が殆ど飲めません。
唯一美味しく飲めるお酒が不思議と「一の蔵」だけで、値段や種類を変えても同じでした。

数年前、お酒の専門家である妹は「当たり前だよ。母なる水と米だもの」と、一の蔵が宮城のお酒と知らないでいた私に言いました。

人は遠い記憶の中に、生まれ育った母なる土地の水の味を覚えているから、水と米はその源になると言うのです。

そうだ祖父母・父親は、大崎市岩出山出身だった！！
いつも祖母の生家から米が送られてたし、父親の相続した岩出山の土地には井戸が湧き出ていたろなので　　妙に納得。

金龍がテーブルに出現したとたん、ポーズを取るお酒の似合う黒猫夢々君。