虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

江の島は 龍神の島②

 島で最初に私を出迎えてくれたのは 瑞心門の五頭龍神様で 日本三大弁財天と言われる天女にぴったり寄り添っていました。
 
美しい弁財天に一目惚れして これまでの悪行を悔い改め人間のために働く。 そんな龍神様の姿に けなげな男心とピュアな魂を感じて 私はその場でウルッとしたのです。 
 
イメージ 1
江の島の五頭龍神様はそのときに 「龍神の言葉を理解する人間が参拝にやっと訪れた。 
その後ろには 若い黄金龍神が一緒にいる・・・。」と気づいたようなのです。
 
夕方札幌へ帰る飛行機便に間に合うように 日曜日の観光地・江の島の 人込みで賑わう細い参拝道を急ぎ足で歩き 多紀理比賣命を祀った奥津宮隣にある 龍宮(わだつみのみや)を参拝した後のことでした。
 
ギラギラ照りつく太陽が眩しくて 梅雨の晴れ間の空を見上げると 「どう見たって”巨大な龍の尻尾”にしか見えない雲が 太陽からブラ~ンと垂れ下がっているのです!!」
 
イメージ 2
 
龍神の尻尾の拡大版↓
イメージ 3
「もしかしたらこの尻尾雲は 目の前の五頭龍神様の尻尾で その龍神様が私と会話したがっているかも!!」と閃き コンタクトを取ってみました。
 
五頭龍神様  「崇敬者が祀ってくれた ”わだつみのみや”の上にいる自分を模った龍体には 尻尾が無いのだ!!  本来自分は 太くて立派な尾を持っているのだぞ。」と語ってきました。
 
「まさかそんなはずは・・・」と思いつつ 小さな山状に盛られた”わだつみのみや”を一周してみれば エネルギシュで雄々しい龍神の姿なのに 尻尾が無かったのです。
 
かつては悪龍として知れ渡った龍が 弁財天を見初めて改心し 世の為人の為に働き 今では格上がりして龍肌の色も変わり 貫禄ある巨大な龍神となった姿を見せられず それが残念である。 
身体の一部である堂々たる尻尾を見て 龍体の大きさを測って欲しい」と嘆くのです。
 
勢力や自分の力を誇示することが当たり前の龍神界では 龍体の大きさや色で 龍格や働き方が違ってくるので 五頭龍神様の言い分はごもっともなことなのです。
 
その日私は 龍の尻尾だけでなく 立派な龍髭も見せて頂くことになりました・・・。
                                       ~つづく~
イメージ 4
太陽と尻尾の繋ぎ目に彩雲が現れました。五頭龍神に虹斑か鱗が現れたようです!?
                                                 ※ 画像の使用・転載禁止