虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

平成29年 金華山「初巳大祭神輿渡御」

 5月7日(日)午前10時より 金華山黄金山神社境内にて 初巳大祭の神輿渡御が行われました。
参篭に前泊していた私は 早朝5時半から年に一度の開扉前でのご祈祷に参列。
 
10年以上前に ご本殿奥宮・ 御扉に刻まれた名人師弟が彫った”登り龍と下り龍”の龍神様を  一目見て魅せられてしまいました!!
 
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神様のご加護を得た担ぎ手たちは 八重桜の咲く修復された階段を粛々と登り 本殿前に据えられた神輿の元に集まり  重い神輿を担ぎ「じょう~さい じょう~さい!!」の掛け声と共に階段を下ります。
 
震災で崩れて修復された参道を通り 船着き場近くの神輿御旅所に到着。
 
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東日本大震災震源地に一番近い神社の金華山黄金山神社は 被害も相当大きく絶望的でしたが 多くの心あるボランティアさんの手により 大鳥居や階段 燈篭等の箇所が 少しづつ確実に修復されました。

改めて人間って 素晴らしい‼と思わせてくれます。‼
 
自然と人間が共存する神秘の霊島だからこその再生力 に 感動。

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白装束の男衆が潮汲み・・・ 
宮司様が 海に向かい・・・ 山に向かい・・・大自然に向かって祈ります。

目に見えない存在へ畏敬の念を込めて おごそかに祈りを捧げる姿に 心が揺さぶられます。
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是非一度金華山渡航して ”聖なるものと出逢う瞬間”を 直に堪能していただければと願っています。 
 
神輿の御旅所前の海で行われる特殊ご神事こそが 13年前に母が亡くなった49日明けに 夢のお告げで視せられた”ご神事”でした。