虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

亡くなった黒猫・夢々君と 交信する!!

  前回に続き 先月亡くなった夢々君(享年20)との 妖しげな話です。
 
広島・出雲地方に旅行に行っていた娘・姫りんごの帰札を一日待って火葬する当日(17日)まで 律儀な夫は 亡くなった人に供えるように夢々君が使っていた餌碗に餌を入れて 陰膳を用意してました。。
 
火葬を終えた夜 もう一匹の黒猫りぃちゃん(11歳・♀)とこれからを考え 夢々君の餌碗を片づけて 本来の我が家の猫餌場に りぃちゃんの餌と水碗を置きました。
 
晩年食べボケになった夢々君は おとなしい性格のりぃちゃんの餌を横取りするようになっていたので りぃちゃんの餌場を隣の別場所に移してました。

元々りぃちゃんは胸に白毛のあるエンゼルキャットで 我が家に遊びに来る虹玉や オーブが見えるヒーラ猫ですが 夢々君が紫珠になって戻ってきた翌日の朝〈18日〉 には りぃちゃんは餌と水を入れても食べず 夫の顔を見て「ニャン ニャン にゃ~ン」と 真剣に何かを訴えてました。
 
女心も猫心も理解できない夫は ただ困っているだけでした。
私がおはぎを半分に割ったように大きな口を開けて 必死に訴えるりぃちゃんのメッセージを通訳しました。
 
りぃちゃん
    「夢々君は 小さなイスの上に座って餌を待ってます。 
     今まで通りに 夢々君の餌碗にも餌を上げて下さい」  と言うのです。
 
「成る程!!」と私達夫婦は  しまったはずのの夢々君餌碗に餌を入れて 餌碗を3つ並べると りぃちゃんは気が済んだようで 黙って自分の餌を食べ始めたのです。
 
 
それから毎朝夕 夫は夢々君の碗にも餌を入れているのですが りぃちゃんは夢々君の餌を食べずに残し 自分の分だけ食べてます。
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亡くなる寸前の夢々君とりぃちゃんの間には 不思議な猫同士の交流がもう一つありました。
 
容体が急変した夕方夢々君の餌碗を 何故か夫が割ってしまい買いに行ってる間に  夢々君が痙攣を起こしたので 夫の携帯には急変を知らせました。
 
しかし 赤ん坊のいる息子家族と旅先にいる娘夫婦には   これまでも何回かあった”夢々君危篤”の知らせのことを躊躇してました。
 
私が迷っているとき りぃちゃんが電話台に登って ピッピッと電話機のプッシュボタンを押したのです。
偶然にもそれは 息子と娘の短縮番号だったので ”今が 知らせるタイミング!!”と感知して子ども達に知らせると 直ぐに娘から電話が入りました。

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9月9日に挙式をあげた後 娘婿は急遽広島出張が決まり 娘は週末広島で合流して夫婦は 出雲大社へ  結婚報告ご参拝に行ってました。  
(出雲の神様と 娘の結婚話は追々に・・・。)
 
その帰り道 ”夢々君危篤”の知らせを受けて電話をかけて来たのです。
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娘夫婦の声に耳を澄まして 1時間後に眠るように旅立ちました。
 
亡くなった後 娘から届いたメールには・・・・
「夢々君とスピーカーフォン越しに電話した5分後 前方車が突然半回転して中央分離帯にぶつかる事故がありました。
自分達は夢々君と話した後だったので 制限速度内でレンタカーを走らせていたので 事故には巻き込まれなかったです。
 
もしあの時間 夢々君に電話をしなかったら 事故に巻き込まれていたかもしれない・・・ 私を札幌に帰すために運転していた旦那さんを守ってくれたのかも・・・」と書かれてありました。
 
夢々君に長生きして欲しくて 繰り返し言いきかせた言葉が 
「娘の結婚相手のお膝に乗るまでは 死んじゃだめよ。 息子の所に子どもが生まれるまでは 死んじゃだめよ!!」でした。
 
それは私達家族が 一方的に交わした約束で その約束を猫の夢々君が承知していたか定かではありませんが。。。
初めて娘の結婚相手が 緊張した面持ちで我が家に訪問して 一通りの挨拶を済ませて寛いだ僅かな瞬間に ヨロヨロと夢々君は一張羅の背広を着た未来の娘婿に近寄り 膝にそっと乗りました。
 
大好きな娘の結婚相手を 一目で気に入った夢々君が最後の恩返しをした・・・と思うような出来事でした。
 
誤嚥による心不全で4月に亡くなっていれば 息子夫婦の元に5月に生まれた初孫の花ちゃんに会っていなかった。
けれど 夢々君の火葬の日 花ちゃんはママに抱かれてに見送ってくれました。

全てを理解した上で 私達家族との約束を果たして旅立ったと思います。
 
夢々君との信頼関係は  亡くなった後にも繋がる 深い縁で結ばれているようです。
ありがとうです。