虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

神様から勧められた「引退」

 私がMさんの”引退”を知ったのは 「今年は 初巳大祭に行けません」の連絡をした 大祭前日の5月5日。  4カ月前のこと。
 
いつものMさんとは様子が違っていたので「今 どちらにいらしゃるのですか」とお尋ねすると 「家がある地元に戻って来ている」とのこと。
 
東日本大地震後 7年間続けていた奉仕活動を途中にして 島を去ることになった経緯を あまり語りたく無さそうでしたが その理由に私には思い当たる節がありました。
 
1月11日に黄金龍神から 突然「Mに メッセージを伝えろ!!」と言われて 渋々と応じて降ろした内容が 「足腰が丈夫なうちに・・・ 足元が明るいうちにetc…早く 島を去れ!!」と これまでにないくらい強い言葉でした。
 
強い言葉にたじろぎ 年上のMさんに状況把握をしている訳でも無い私が 踏み込んだ物言いをして良いのか考え初日は”やんわりモード”で。
思い直して翌日も伝え直して 二日間に渡ってお伝えしました。
果たしてMさんに 事分けが伝わっていたかは疑問でしたが だとしても神様メッセンジャーとしての私のお役目はそこまでです。。。
 
詳細をMさんに問えば 神様の”強い言葉”の真意を知ったのは 2018年3月11日から数日後のことだったとのこと。
 
その日に 余生を復興事業に奉仕するつもりでいた80歳のMさんでも 耐えられないことが起きて
「これ以上 自分はこの島に居てはいけないと感じて 当日中に部屋を掃除して去った来た。」とのことでした。
「自分は 二度と島に渡ることは無い」と Mさんは決めていました。
 
「今住んでる場所で 奉仕活動とは違う関り方で 神様ご奉公をしながら 次世代との交流が始まるようです!!」と 私は笑いながらアドバイスしましたが。。。
 
 
2011年 日本の自然災害ののろしを上げた”試されし土地” 三陸
 
そこに住む再生の人々も 7年の月日を経て心の持ちようが変わった人。
変わらぬ人と様々です。
人の世の都合を承知の上で 神様から伝えられた言葉を Mさんに”引退を勧める言葉”として 伝えることができました。
 
 
人の世の都合を優先させてしまった結果 その地を守護していたはずの神様や龍神が去り その地に 新たに格の低い竜神が就くかもしれない。 
 
神様と龍神様が住みなれた地を後にするのは ”心あるものが 自分の近くに居なくなった そのとき”なのかもしれません。

               2018.7.26→夢の中で 黄金の龍王神が語った言葉