虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

熱帯夜の暗闇に 黒猫探し

 前回記事の 富良野から帰ったその日の真夜中の話です。

 

コロナの自粛明けに 久しぶりに早朝出発して富良野まで遠出をした私たち夫婦。

本当は 富良野周辺で1泊の話もあったのですが 我が家の飼い猫りぃちゃん(14歳♀)の高齢化もあり シニア夫婦にはキツイ日帰り旅になりました。

念入りに近くに住む元飼い主の娘には りぃちゃんの夕飯用意と 夏日予報に備えて部屋の温度調整も頼んでました。

 

なのに帰宅してみれば 玄関で出迎えたりぃちゃんの顔が尖がっているので こちらの夕食を後回しにして 夕涼みに庭に連れ出したのが20時過ぎ。

 

 

賢いりぃちゃんが 150×2300の大型網戸を右手で開けるのは知ってたけれど  まさか庭内だけで遊ぶおっとり猫が 暗闇に出て行くとは思わず 日中締め切りだった部屋は暑く 居間の窓は網戸のみでした。  

 

遅い夕食を済ませて夫が風呂に入っている間 日帰り旅に疲れた私はソファでうたた寝してしまい 気がつけば「猫巾15センチ 網戸が空いている!!」と夫が  騒いでました。

真夜中24時近く 懐中電灯を手にして二人で町内を2・3周しても見つからず

蒸し暑い夜に開け放された窓には 「りぃちゃ~ん」と呼ぶ声が届くらしく 「何事

っ!!」と答える声が聞こえる始末。

 

疲労気味のシニア夫婦の体力と睡眠を考えて ”夜の黒猫”捜索は これ以上無理と判断し 翌朝再捜索することにしたものの

 首輪に迷子用メダルはついてるけど 高齢の町内人には ”小文字の連絡先”は読めない・・・とか。

りぃちゃんは 年よりは若く見えて可愛いから連れて行かれたら・・・とか色々考えて寝付けませんでした。

 

最後の手段で いつもは閉める寒冷地仕様の2重掃き出し窓を その日は少し開けていると ミャーミャーと小さな鳴き声が聞こえて ”25時45分”りぃちゃんを無事捕獲。

そこからりぃちゃんには 「置き去り嫌がらせ脱走」のお仕置きをしっかり入れ 「以降 夜の黒猫捜索はしない」と言い聞かせましたが。。。