前回記事の 富良野から帰ったその日の真夜中の話です。
コロナの自粛明けに 久しぶりに早朝出発して富良野まで遠出をした私たち夫婦。
本当は 富良野周辺で1泊の話もあったのですが 我が家の飼い猫りぃちゃん(14歳♀)の高齢化もあり シニア夫婦にはキツイ日帰り旅になりました。
念入りに近くに住む元飼い主の娘には りぃちゃんの夕飯用意と 夏日予報に備えて部屋の温度調整も頼んでました。
なのに帰宅してみれば 玄関で出迎えたりぃちゃんの顔が尖がっているので こちらの夕食を後回しにして 夕涼みに庭に連れ出したのが20時過ぎ。
賢いりぃちゃんが 150×2300の大型網戸を右手で開けるのは知ってたけれど まさか庭内だけで遊ぶおっとり猫が 暗闇に出て行くとは思わず 日中締め切りだった部屋は暑く 居間の窓は網戸のみでした。
遅い夕食を済ませて夫が風呂に入っている間 日帰り旅に疲れた私はソファでうたた寝してしまい 気がつけば「猫巾15センチ 網戸が空いている!!」と夫が 騒いでました。
真夜中24時近く 懐中電灯を手にして二人で町内を2・3周しても見つからず
蒸し暑い夜に開け放された窓には 「りぃちゃ~ん」と呼ぶ声が届くらしく 「何事
っ!!」と答える声が聞こえる始末。
疲労気味のシニア夫婦の体力と睡眠を考えて ”夜の黒猫”捜索は これ以上無理と判断し 翌朝再捜索することにしたものの
首輪に迷子用メダルはついてるけど 高齢の町内人には ”小文字の連絡先”は読めない・・・とか。
りぃちゃんは 年よりは若く見えて可愛いから連れて行かれたら・・・とか色々考えて寝付けませんでした。
最後の手段で いつもは閉める寒冷地仕様の2重掃き出し窓を その日は少し開けていると ミャーミャーと小さな鳴き声が聞こえて ”25時45分”りぃちゃんを無事捕獲。
そこからりぃちゃんには 「置き去り嫌がらせ脱走」のお仕置きをしっかり入れ 「以降 夜の黒猫捜索はしない」と言い聞かせましたが。。。