「札幌黄」とは 明治4年札幌村(現・札幌市東区)で 日本で最初に栽培された玉ねぎの品種ですが 病気に弱く日持ちがしないため 後年は病気に強く安価な品種が栽培されるようになり 数軒の玉ねぎ農家だけが作っていた”幻の玉ねぎ”です。
札幌市内では ここ何年間カレー屋さん等が中心となり 「札幌黄」を復活させて食材として味わおうの動きが起きてました。
我が家では昨年知人から 貴重な「札幌黄」5個を貰い 炒めてカレーにして食べました。
食べたときは「甘味の強い玉ねぎ」と思っただけですが 翌日カレーの残り鍋を見ると 水分が浮き出ていて これが「札幌黄エキスでは・・・」と思い 即日息子家と共同で翌年分の「札幌黄栽培オーナー」になったのです。
今年収穫の「札幌黄」が届いた翌日。。。
肉厚で甘い旨味の強い「札幌黄」を メインの”玉ねぎ料理”として味わいたくて 冷蔵庫にあったニンジン・ベーコンを刻んで「玉ねぎまるごとスープ」を作りました。
玉ねぎの皮を剥き上下を切って 大き目のスプーンで皮4枚分程丸く取り出す。
取り出した中味とベーコン・ニジンジン 塩・胡椒・マジックソルト!?を混ぜて 詰め埋め戻し。
水分がドンドン出てくるので ギュギュウ詰め気味に。
トースターで5分程焼き 表面の旨味を凝縮させる。
鍋には玉ねぎ約半分の水を入れ 固形コンソメと残った野菜を投入して 10分程コトコト煮込む。
肉厚でサクサクな食感を楽しむために煮込み時間を少なくし 濃厚な「札幌黄スープ」に浸して スプーンで皮をほぐす感じで実食。