虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

北海道神宮のお花見から お蕎麦屋さんへ

    

 日本ハムファイターズの拠点 エスコン球場に行った翌日昼前に 長男から「仕事で円山公園に行くけど 花見に行くかい?」のメールが届きました。

一緒にエスコンに行った長男家の孫・華ちゃん(5歳)と 浮かれ気分で散財した私たちに 小学校高学年で親孝行の漢字が書けなくて 満点を取り損ねた長男が 珍しく気を使って誘ってくれたのかも。

      ※ 2023・4・21 円山公園の桜

円山公園北海道神宮の隣にあるので 神宮境内の五分咲きの桜並木を眺めてご参拝。

 

今年の札幌の桜は 例年より開花宣言が早いけど その後気温がぐっと低くなって 咲いた桜や咲くタイミングを逃した桜などで イマイチ満開感が足りません。

「天候不順だから 仕方がないね」と言いながら 公園に近い「開拓神社」を 長男の命名にも縁があるからと何気にご参拝。 

 

        

長男に勧められて行った最初のお蕎麦屋さんは時間外で 次のお店がミシェランガイド”にも載る名店で 住宅街にある古民家「雨耕庵」。

壁に貼られたメニューの中で 私のセンサーがピピっと反応したのが 一番シンプルな「おろし蕎麦・殻抜き」(¥850)。

蕎麦は 抜きと田舎から選べるし 2種類盛りもありました。

からしは 辛味大根で上品な白と赤の2色づかい。

濃いかつお節の風味豊かな出汁と ピリッと辛い”おろし”が 旨みが効いた蕎麦を引き立て後味もさっぱり。

蕎麦の味をしっかり主張した やみつきになる蕎麦でした。

 

帰りがけ 蕎麦の品種が書かれた説明文を読んでいたら 女将さんが「これは”牡丹そば”と言い 開拓時代に亘理伊達藩が 北海道開拓時に持ってきたそば種ではないかと思います。

背が高くて倒れやすいので栽培が難しく 収穫量が少ない希少価値の高い”幻のそば”とも言われてます」と教えてくれました。

 

その日神宮のお水場に居た私に 突然岩出山出身の(岩出山伊達系)の父親から電話がかかって来たこともあり 思い出したのが

維新で幕府側だった伊達藩は敗れて禄高を減らされ 伊達支藩岩出山伊達・邦直公と亘理伊達・邦成公の当主兄弟は 蝦夷移住を選択して困難な蝦夷地の開拓に貢献したはず。

”亘理伊達藩ゆかりの"そば種"だったのか”と感慨もひとしおに。

そう言えば 北海道神宮の祈祷待合場の壁には 伊達邦直公と伊達邦成公の写真が飾られ 岩出山伊達の家老・吾妻謙もあった。

 

家に帰って "牡丹そば"を検索しているうちに辿りついたのが 開拓神社に祀られた36柱(現37)にこの3人が含まれていて 私が待合場で見ていた写真は 開拓神社に祀られていた方々だったようです。

 

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