強風の中、お彼岸で小樽に行き、立ち寄ったお店です。
ここは小樽市内といっても 観光地の運河街からはずれた静かな住宅地にある 懐かしい感じの中華食堂です。
何十年も前、小樽が繁栄していた頃、必ず一度は「樽っ子」が、「あんかけ焼きそば」か 「かた焼きそば(揚げ焼きそば)」を食べに行く中華のお店が 「梅月」でした。
そのときは、街中の「都通り」にあり 虹りんご家の法要の集まりは 前「梅月」でしたほどでした。
しかしそのお店は、時代の波に乗れず、かなり前に閉店していました。
濃い醤油味、砂糖抜きのあんかけ焼きそばや広東麺大好きの私が 超お気に入りのお店なだけに とても残念でした。
それから何年か経ち、菩提寺近くに見覚えがある名前のお店があり、暖簾に引かれて入ってみると、都通りにあった「梅月」所縁の若夫婦が営む、お店でした。
かた焼きそばはメニューにないけれど、腕を上げた店主のお蔭で、あんかけ焼きそばは、当時より美味しくなっています。
こういう事があるから、お墓参りも良いものです。