~前回のつづき~
何度点灯しても点くのは常夜灯だけで 今更騒ぐ気にもなれず 「こんなこともあるんだね~」と夫婦で語り合い 新年を迎えました。
我が家の正月膳は私の実家・気仙沼に習い"家の主"が作るので 今年の元旦の朝 夫が二つの神棚にお供えする ”正月膳”を作ってくれました。
私達夫婦と理由を知った息子夫婦。そして娘の全員で 二つの神棚に新年のご挨拶をして お神酒もたっぶりお供えしました。
もちろん私は 前夜のお詫びを丁寧にいたしました。
① 「お前はいつもこの祭壇の前で 家族一人一人のために祈りを捧げているではないか。
息子夫婦のことも 我々は最善を尽くして護っているぞ。
それなのに何故 息子夫婦にそのことを伝えて 日ごろの挨拶を述べさせぬ。
まして一年の終わりの日だぞ。大晦日だぞ。・・・・・・」と諭すのです。
残念だったようです。 悔しかったんだと思います。 その通りすぎて 何も言葉がありません。。。
② 日ごろの 三陸の復興事業の守護に区切りをつけて 正月前の年の瀬に自分の変わりに駐在する息子龍神がいる我が家に来てみれば 「龍神は酒好きで 特に黄金龍神様はお酒大好き!!」と知るはずの私の祭壇で ”お神酒の封が切られていない”。 それも悲しかったのだと思います。
お出迎えの用意が整っていなかったのですから。。。