虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

2018年3月11日から

 私の3月11日の記憶風化は程遠く 年々悲しみの割合が増し 「できれば 静かに過ごしたい」の気持ちが強くなっています。
家族はそんな私の気持ちを察して そっとしてくれてますが。。。
 
 
翌日の12日 休暇を取った娘夫婦が 連れて行ってくれたのが”海が見える温泉”
事前情報無しで行った日本海に面するその温泉”は 大昔の「化石海水」の湯でした。
 
長い年月を経て海底には 蓄積された砂や泥に僅かな隙間が残り その隙間に付近の海水が閉じ込められるとのこと。
そこの温泉は ミネラルをたっぷり含んだ数百万年~一千年間前の海水をくみ上げて ”古代の海水温泉”として現代に蘇らせています。
 
温泉の効能書きを読んでいて思い出したのが 2011年から数年かけて 海洋研究開発機構(ジャムステック)が震災後の東北沖の生態系を調査するため 南三陸沖1000Mの海底に無人探査機ハイパードルフィンを着地させて撮影した神秘的な映像。
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未曽有の震災後の2014年7月の三陸の深海には 乗船した研究者達が驚愕した程 大きなイカやアナゴ等の海の生物が逞しく生きてました。

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巨大地震により大量発生したマリンスノー状のプランクトンや 漂着した瓦礫の岩場に 様々な生物が産卵して棲みつき 見事に環境に適応して繁殖してました。
 
「人間は ときに尊い命や財産を海に奪われても かけがえのなものを海から与えられて生きている。 
海辺に暮す人間は 何度津波が起きても立ち上がり けっして海を嫌うことはない・・・」。 
そんなことを考えながら番組を見てました。

数万百年前の海水の恩恵を 今に生きる私が”癒しの湯”として受け取ったように 
「未来の三陸に住む人達が 豊かな海の恩恵を 糧として受け取り 生活を共存する海を大切に守ってくれたらいいな~」と願ってます。