何故これ程まで この地の夕陽が私たち夫婦を惹きつけるのだろうと思う場所。
2011年4月11日。
東日本大震災で壊滅した故郷・気仙沼に 交通網が寸断されて帰省できない傷心の私が辿り着いた地は 1999年秋に 海から虹が出現した瞬間を撮影した海岸。
故郷への祈りを捧げた後 導かれるように丘に登り土地守り人から教えられた「太古の縄文時代より彼の地の岬では 夏至前後に太陽が2度沈む」の話。
”再生の太陽”を求めてあれから12年。
何度も夫婦で通い ときには子どもや孫を誘って眺めた夕陽。。。
2023年6月21日水曜日快晴 夏至。
今年こそ出逢えるかもしれない!!
そんな思いを抱いて駆けつけた地で見たものは 壮大な夏至の天体ショー。
鳥のさえずりだけが聞こえる凪の海岸の彼方には 様々なオレンジ色の太陽の輝き。
「かつて彼の地に住む古代の民は この太陽を見て何を祈ったのだろう・・・」と 遠い時に想いを馳せられる邂逅の地。
人間は 森羅万象の中のほんの一部の生きものと教えてくれる。
ランキングに参加しています。
ポチ押してもらえたら嬉しいです