「夢で視たことが 後日本当に起きた。」としたら 普通それを”正夢” または”予知夢”と言います。
霊能の家系で生まれ育った私の場合 世の中のことや天変地異等のことも 事前に霊夢で視せられることがあるので 大きなくくりでのお知らせごとを”予知夢”と言ってます。
それ以外の私個人や身の回りのことは”先視せ”とか”先知らせ”と言って使い分けてます。
亡くなったはずの母が 炬燵掛け布団の無い掘りごたつに足を入れて 座っています。
母の足元には 汚水が流れてました。
それを見た私が 「汚い水が流れているこの家に 何故住んでいるの?」と母に問うと 「仕方ないだろう!!」と諦め顔で答えたのです。
「そんなものかしら!?」と私が思うと 実家の四方の壁がパラパラと東西南北に剥がれて 家にいた家族がそれぞれの方角に飛び散りました。
魔法の絨毯のように水平に飛ぶ 西側の壁にかろうじて上手く乗った私は 尖がり山が二つ並んだ青い湖近くの土地に 無事着地しました。
何故か 両方の腕の中に右腕には男の子 左腕には女の子の幼い子どもを抱えていました。
これが明晰夢であることも私は自覚していて
「はたして この抱えている子ども達は 私の息子と娘? それともこれから生まれる未来の孫たち・・・?」と訝しがりました。
遠い所に飛ばされても 私は携帯電話を所持してないから 誰かに助けを求めることもできないと悔やんでいると 娘が「無事で良かった~」と 駆け付けてきてくれました。
「この娘は 私達を探し出すために 自分の眠った資質を発揮したんだ。」と思い ”緊急時こそ携帯電話を手放してはいけない”と 夢の中で学習してました。
私達一行が実家に無事戻っても 生家の家族は他人行儀な態度で出迎えました。
それを見て私は 「新しい家族と 新しい場所で生活を始める。」と覚悟したのです。~~
ストーリー性がある夢の映像が 目覚めても頭に残っていたので 夫に夢の内容を伝えてました。
翌日は 娘の結婚衣装の前撮り撮影日。
夕方からの撮影は30分程長引き 幸せな若い二人を 晴れがましい気持ちで見守ってました。
その私の携帯に 久しぶりの妹から「父を老人ホームに入れました。よって気仙沼の実家を片づけます」の簡単な報告メールが入りました。
前日に視た直前の夢が 正真正銘の”先知らせ”の夢となりました。。。
「実家を片づけるとなれば 霊能者だった祖母が勧請した駒形神社の祭壇と ご神体はどうなるのだろう?」が 真っ先に頭に浮かびました。。。