虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

夢の先知らせ

 「夢で視たことが 後日本当に起きた。」としたら 普通それを”正夢” または”予知夢”と言います。
 
霊能の家系で生まれ育った私の場合 世の中のことや天変地異等のことも 事前に霊夢で視せられることがあるので 大きなくくりでのお知らせごとを”予知夢”と言ってます。
 
それ以外の私個人や身の回りのことは”先視せ”とか”先知らせ”と言って使い分けてます。
~~夢に現れた場所は 東日本大地震で半壊した気仙沼・鹿折の実家。
亡くなったはずの母が 炬燵掛け布団の無い掘りごたつに足を入れて 座っています。
母の足元には 汚水が流れてました。
 
それを見た私が 「汚い水が流れているこの家に 何故住んでいるの?」と母に問うと 「仕方ないだろう!!」と諦め顔で答えたのです。
「そんなものかしら!?」と私が思うと 実家の四方の壁がパラパラと東西南北に剥がれて 家にいた家族がそれぞれの方角に飛び散りました。
 
魔法の絨毯のように水平に飛ぶ 西側の壁にかろうじて上手く乗った私は 尖がり山が二つ並んだ青い湖近くの土地に 無事着地しました。 
 
何故か 両方の腕の中に右腕には男の子 左腕には女の子の幼い子どもを抱えていました。
これが明晰夢であることも私は自覚していて 
「はたして この抱えている子ども達は 私の息子と娘? それともこれから生まれる未来の孫たち・・・?」と訝しがりました。
 
遠い所に飛ばされても  私は携帯電話を所持してないから 誰かに助けを求めることもできないと悔やんでいると 娘が「無事で良かった~」と 駆け付けてきてくれました。
 
「この娘は 私達を探し出すために 自分の眠った資質を発揮したんだ。」と思い ”緊急時こそ携帯電話を手放してはいけない”と 夢の中で学習してました。
 
私達一行が実家に無事戻っても 生家の家族は他人行儀な態度で出迎えました。
それを見て私は 「新しい家族と 新しい場所で生活を始める。」と覚悟したのです。~~
 
ストーリー性がある夢の映像が 目覚めても頭に残っていたので  夫に夢の内容を伝えてました。
 
翌日は 娘の結婚衣装の前撮り撮影日。
夕方からの撮影は30分程長引き 幸せな若い二人を 晴れがましい気持ちで見守ってました。
 
その私の携帯に 久しぶりの妹から「父を老人ホームに入れました。よって気仙沼の実家を片づけます」の簡単な報告メールが入りました。
 
前日に視た直前の夢が 正真正銘の”先知らせ”の夢となりました。。。
「実家を片づけるとなれば 霊能者だった祖母が勧請した駒形神社の祭壇と ご神体はどうなるのだろう?」が 真っ先に頭に浮かびました。。。
 
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