我が家では昨年秋 享年20で亡くなった黒猫・夢々君(10月15日没)がいます。
夢々君の写真は 居間に飾って毎日眺めていたのですが・・・。
今年の盆のお墓参りは いつもより早めに家族総出で済んでました。
その日夕方は 山下達郎さんの札幌ライブチケットが全て外れて それならと4年ぶりに出演する「ライジンズサン2018 inEZO]の会場近くで ”ステージからの漏れ音”を拾って満足していた程でした。。
お盆を終えようとする16日朝 もう一匹の飼い猫の黒猫・りぃちゃんが珍しく私にまとわりつくので 「私達が仲良くくっついていると 夢々君はいつも真ん中に割り込んで 邪魔したよね」と 話かけてました。
そのうち夫が 「今年は夢々君にとって新盆だよ。人間だったら迎え火を焚いてお迎えするところだね!!」と言い出し その後夢々君の動画を見たり 着ていた服を出したりと妙に ”夢々君感傷モード”に入りました。
「何か変っ!! もしかしたら夢々君は 私達には伝えたいことがあるのかも!?」と閃き 持ち前の不思議能力を使って 夢々君にコンタクト。
亡くなった夢々君から
「僕は共同墓地に埋葬されたけど ペット霊園とかに埋葬されたペットらは 飼い主が新盆だからとお参りに来て 一緒に連れて帰って行ったんだ。
他のペットらも 迷わず家に帰ってくるようにと 新盆の迎え火を目印に 帰って行ったんだよ。
それ見ててペットも お盆に帰るのか~と知ったんだけどね。
僕もそのつもりで 13日に待っていたんだあ。
あんなに可愛がっていると言ってたのに トーさんもカーさんも迎えに来なかった・・・」と語るのです。
私
「新盆のお迎えは 人間の場合だけかと思っていたんだ・・・」と まさかのペット界の新盆事情にたじろぎました。
夢々君
「ペットというよりは 僕は家族だったんだけどね・・・」とションボリ言います。
16日夕方 切ないやら申し訳ないやらで 夢々君の好きなパウチ餌の他 ゆっくり乗って帰れるように 茄子で造った牛の乗り物やほうずきをお供えして 遅い送り火を焚きました。
試しに「ペットの新盆なんて 本当にあるのかしら??」と検索してみたら ペットの新盆セットまで売ってました。それもほぼ完売。
ペットが新盆に戻る発想が無かった私達は 飼い主家族に愛されていると自負する夢々君に 悲しい思いをさせてしまいました。 ゴメンね!!夢々君