虹の旅人

2011年3月11日 故郷が消滅して 人生はNext Stageへ

弔いを呼び寄せる女性

 タイトルの「お弔いを呼び寄せる女性」とは 付かず離れずの交流が長いママ友・Kさんのことです。

Kさんは いつも"不慮の死”の知らせを最初に受けとり 「誰かに話したいけど 相手を選ぶ内容だから」と 霊能家系出身の私に連絡を寄越すのです。

と言っても神様系のことならともかく お化けも幽霊も見たことが無い私は ただ話を聞くだけの相手なのですが・・。

 

 最初にKさんから「義妹が亡くなった」と 動転した様子で連絡が入ったのは 7・8年前の年末。

電話では埒が空かず 直接会って根掘り葉掘り聞けば 「家族から疎外されて一人暮らしをしていた 旦那さんの義妹(60歳)宅の玄関前が 除雪がされていない」と 雪国のご近所さんが怪訝に思い 実家であるKさん宅に「義妹宅の様子を見て欲しい」と 訪ねて来たのです。

事態は案の定で 警察を呼んで検視をすれば 死後1ヵ月を経過していて 詳しくは解剖して死因を調べることになりました。

後日「心臓マヒ」で亡くなったとKさんから聞きました。

ご遺体は解剖後に実家に戻るということで お葬式は内々でひっそりと行われ その後の初七日も四十九日も 旦那さんの意向で執り行わなかったようです。

その後Kさんに会う度 「義妹さんの気配が家の中に感じる。 一晩中電気を点けて寝ている」と言ってました。

大らかな人柄のKさんがそう言うのだから 「たぶん漂っているのだろう」と思ってました。

 

Kさんに 2回目の不慮の死が知らされたのは昨年で 北海道のコロナ外出規制真っ最中3月でした。

仲の良い同世代の従妹4人と 毎年旅行やら飲み会をしていたのですが コロナ禍中だからと「従妹Aさんの家で 宅飲み会」を行ったそうです。

お酒とおしゃべりを楽しんだ夜10時半。

帰る方角が一緒の”ほろ酔いの従妹Bさん”とは 途中の各々駅で分かれて 自宅に戻って朝を迎えました。

朝いちに 従妹Bから電話が来たので出てみれば 男性の声で「妻が 浴槽で亡くなっていた。今警察の人が来て調べている」と知らされました。

そのまま電話相手が警察の方に替わって ”昨夜の様子”を事情調取されたとか。。。

 

一月半後のコロナ外出規制がまだ続く中 「開業している旅館をようやく探して 残った従妹3人で宿泊して来たよ」と お土産を届けてくれました。

 

3度目の不慮の死は 私の前をかすって Kさんに知らされました。

 

町内行事の最中 身寄りの無いKさんの従弟(72歳)が 心臓発作を起こして救急車で運ばれ そのまま息を引き取りました。

交流がある私に 町内役員から「Kさん宅の電話番号を 教えてほしい」と尋ねられたのですが 弔いが続くKさん宅との関わりを避け 「役員さんがお宅にお伺いして 従弟さんのこと知らせしたらどうでしょう」とお伝えしました。

  

町内会は その日の夕方には行動したようで 葬儀にKさん夫婦も参列していたと聞きました。

 

Kさんとは さらに遠巻きのお付き合いになりそうです。

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