私の誕生日の翌日のことです。
高くなり過ぎた庭木に伐採で登るのは 年齢的にたぶん「これが最後の木登りになるだろう」の予感がして お清め塩を撒いてから夫婦で取り掛かりました。
こういうとき我が家では 前に高所から落ちて恐怖症になっている夫より先に 煙と同じく高い所が好きな私が登っていたのですが 何故か今回は夫が先に登り 高さ4m直径20㎝の庭木を 2m50㎝の位置で伐る作業をしてました。
途中に「最後まで切れた感覚が無い!!」と言うので交代して 梯子を登って芯の部分を切り離すつもりでいたら 木に触れただけで「私は 青空を眺めて畑に転倒!!」してました。
夫は ”伐れた感覚”が掴めていなかっただけで 既に伐れていたようです。
曲線を描いて私が倒れる全てを見ていた夫は驚き「大丈夫かっ!! 怪我は無いか!! 救急車を呼ぶかっ!」と 矢継ぎ早に質問して来るのですが それに答えるだけの身体情報の自覚がありません。
「まずは落ち着け!! 落ち着け私!!」と自分に言い聞かせて 後頭部を打ったようだけど 痛さは少しあるが意識は失っていない。
血も流れていない。
直ぐに立ち上がり 首も手も腰もゆっくり動かしたけれども どこにも痛みを感じない。
骨にもヒビは入っていない。と判断。
大丈夫とは思ったけれど 心配なので整体院で診て貰えば 軽い鞭打ちとかで「2・3日安静をして下さい」とのこと。
右手に持っていたノコギリは真直ぐに落下して 伐採した木は左側に倒れ 私は反対側のトマトやナスが実る畑の上にふわっと落下。
もし伐った1m50㎝の木を抱えて倒れていたら その重量で頭や顔に酷い打撲を負っていたかもしれない。
打ち所が悪く怪我をしていたら 入院や手術をすることになっていたかもしれない。
最悪 命を落としていたかも・・・と考えたらぞっとしました。
庭に棲んでいるだろう神様や天使たちに護られたかな・・・と思っています。
護られた身体を大切にして この先の人生を楽しみます。
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