虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

我が家の落雪直撃で 娘の車が凹んだ

この冬の札幌は 雪害レベルの降雪が何度もあり 特に1月中旬と2月6日の記録的な大雪の後 私の住む札幌市の郊外は雪壁が高くなり 道幅も狭くなっていました。

おまけに路面はガタガタの雪わだちとなり 業務車でさえ家の前で毎日埋まる状況だったので 子どもたちには「当分実家には近づかないように」と言ってました。

 

2月に入った22日にも40㎝の雪が降ったのですが 孫の顔見たさに初老夫婦が除雪に励んで ようやく車庫前に車一台分の空きスペースを確保しました。

晴れた天気の翌23日午後 久しぶりにと孫の雪ちゃん(2才5か月)を連れてやってきたのは長女。

 

間もなくして”隣家の屋根の雪が落ちた”のが見えて 慌てて娘は車を移動しに行ったときには遅かりし 「ド・ドッドーッ~」の凄い勢いで 我が家の屋根の雪が娘婿の大切な車に直撃。

恐る恐る雪を払ってみると 車の屋根がフレームまで凹んでました。

孫の顔見せ親孝行が裏目に出てしまい 私たちは申し訳ないやら困ったやらの気持ちとは別に 頭の中では”車の修理費算段”にフル稼働。

 

ひとまずは車の持ち主である娘婿に電話で”件の落雪”を報告すると ガッカリされて呆れられたのですが 「任意の個人賠償保険に入っていたら適用になるはず」のアドバイスを貰いました。

早速保険会社に連絡すると「補償される」とのことで一安心したものの その日の札幌市内はかつてない落雪事故が相次ぎ 修理工場での車の修理はいつになるか解らないとのことでした。 

結局 未だに修理ができずに車の屋根は凹んだままですが 本来なら話はそこで無事に終わるはずなのに 終わらなのが我が家なのです・・・。

 

3月16日その日私は 在宅勤務の娘に頼まれて コロナ感染で保育園が休園となった雪ちゃんお守りで娘宅に行ってました。

仕事帰りの夫が 5時半過ぎに私を迎えに寄ってくれて たった3分待たせている間に 積雪2mまで耐えられるはずのカーポートの雪が これまた勢いつけて夫の車のボンネットを直撃。

玄関ドアを開けると 夫は自分の車の写真を撮影中で「何をしているの?」と訝し気に聞けば「今 車に落雪したから雪をどける前に 写真を撮っているとのこと」。

静かに雪をどけると やはりボンネットが少し凹んでました。

 

見送りに出てきた娘夫婦も 「まさか!! こんなことが起きるなんて」唖然としながらも「自分側の個人賠償を使います!!」と 余裕の口調で婿さんがキッパリ。

同じく 夫の車の修理も工場が込み合っていてまだ連絡が来ていません。

 

「夕方の気温が下がる時間帯に落雪なんて!?」とかアレコレ思うのですが 雪が溶けた今だから言える苦い笑い話です。

車は凹んだけれど誰も怪我もせず お互い個人賠償保険に加入していたので出費が無かったのも幸いでした。

 

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