日本じゅうが寒気に覆われ 寒さに慣れている道内でも 最高気温-10°前後が続いて 外出の度に足元からキュキュと片栗粉みたいな音が鳴ってます。
そんな寒い日は「熱々のラーメン食べたいな!!」と思います。
思い浮かぶのは濃い味噌味で ニンニクと生姜が効いた「八乃木」のラーメンですが シニア夫婦の私たちには 人気店の長い行列に並んで入店するのは無理なこと。
まして夫は行列に並ぶのが苦手で 交通量の多いT字の突き当り駐車場に 車を止めるのも至難の技。
昨年11月末 娘婿が東京の方を案内した際の「駐車場が増えていた」情報を聞き 日中気温が低くならない13時過ぎ 勢いをつけて「八乃木」に行きました。
画像はそのときのものですが 相変わらず美しい仕事ぶりで 木の蓮華でスープを一口をすすると 旨さが体じゅうに響きます。
※ 最後までスープは飲みきれず 別器に移しました。
※ 壁の賞状は チーム・ナックスの番組で”西区ラーメンチャンピオン”になったときのもの
6年前 最初に「八乃木」に行ったのは 長男が「すみれの店長をしていた人がお店をオープン」した噂を聞きつけ 開店から半年後の訪問。
食べた翌日になっても 村中のお母さんの幻の「駅」味似の「八乃木」味噌ラーメンの衝撃的な味が忘れられず 翌々日に再び2人で食べに行き 1か月後にもう一度。
その後はどんどん人気店になり 中々行けないお店になりました。
「駅」の味噌ラーメンは 周辺にも漂う焦がしニンニクが特徴だったけど 「八乃木」の味噌ラーメンは生姜がポイントで 寒冷地仕様で後口もさっぱり。
20年以上前の話ですが 通っていたラーメン店「駅」が純連とすみれの生みの親・村中のお母さんの店と後で知り やがて道路拡張で閉店が決まったラスト3日間 ”あの味”を忘れたくなくて通いました。
2014年に地元テレビ局イベントで 村中のお母さんがラーメンを作ると聞き 長男とかけつけました。
今回 あの「駅」のスープに 「八乃木」の味が一番似ているかな。
「きっと”味の後継者”は ここの店主なんだろう」とそんなことを思いながら 久ぶりの八乃木ラーメンを味わってました。
嬉しい味の伝承です。
※ 八乃木"のれん"に幻の「駅」の文字。