虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

息子が父親を誘って 晩秋の湖水巡り

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札幌市内の気温は日々低くなり いつ初雪が降ってもおかしくない程 冷え込んできました。

 

仕事に追われている息子から 昼前に突然電話が来て「良かったら ご飯でも食べにいかない」と誘いがありました。

珍しいことなので「どうしたの?」と訊ねると 先日NHKで放送された俳優・堤真一さんの「ファミリーヒストリー」を観て 古希を迎えたばかりの父親と自分との関係に何かを感じたようなのです。

 

息子が小さい頃 20世紀の日本経済を支える企業戦士の夫は 出張のため不在がちでした。 

成長してからは 性格も趣味も違う父と息子は 親密とは言い難く かと言って疎遠でもなく 母親の私を介して”何となく家族”をしてました。

 

そして”親との関係”に束縛され続けた私たち夫婦は 子どもに同じ思いをさせたくなくて 親を想う気持ちは 自分たちの後ろ姿を見ていれば芽生えるだろうと しいて教えませんでした。

ここに来て40歳過ぎた息子から 年老いて行く親のことを 気にかける風もない言葉を聞き 一抹の淋しさを感じてましたが 自分たちの未熟な子育てのツケが回ったと思ってました。

 

周りに縁戚も支援も無い両親から精一杯庇護された息子が いつの日か父親を失ったとき「親孝行をしておけば良かった」と 後悔をする日がきっと来るだろうと 私は思ってました。

自分の家庭を築き 「父親が どんな思いで自分たち家族を守ってきたか」を知ったときに 何を学ぶかは「本人次第だろう...」とも思ってました。

 

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息子には 週末は家族と一緒に過ごしてほしいと願っていたら 何を思ったのか平日の今日 スパイシーなカレーをご馳走してくれた後 ジャストタイミングで紅葉した湖水に 私たちをドライブに連れて行ってくれました。

 

「親孝行をしたいときには 親は無し」を 何処かで学んだようです。

 

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色づき始めた「ゆにガーデン」のコキア

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 札幌から車で2時間弱の場所・夕張郡由仁町にある「ゆにガーデン」は 北海道最大級の「コキアの丘」で有名です。

ほうき草と呼ばれるコキアは 春夏は爽やかな緑色で 秋に赤く変色するので 昨年の今頃 美しく真っ赤に染まった「ゆにガーデン」のコキア映像が  道内ニュースで流れてました。

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コロナの緊急事態宣言も解除されて 久しぶりのドライブがてら 初「ゆにガーデン」に行ったのですが 今年は気温が高くて色づきが遅く 時期的に早過ぎました。

 

でも 長女家族と広いガーデンをのんびり散策したり 帰りには新篠津の温泉にゆっくり浸かったりして 長かったコロナ禍の自粛生活で溜まった憂さを 北海道の自然の空気を沢山吸ってリフレシュしてきました。

 

自粛制限中は 道民は外出を控えていたので 私たちが行った「ゆにガーデン」の訪問者が今年最高の人出とかで 施設で働く人たちも忙しそうでした。

今年は これから彩りコキアの本番とるので おでかけ前に「ゆにガーデン」HPを閲覧して 「本日のコキア」で色づきを具合を確認後に行くのが良いかもしれませんね。

 

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天之御中主神様から頂いた ミラクルな一日

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前回に続く 妖しいエピソードです。

 

 天之御中主神様を祀る相馬神社が 仕事運の神様でもあることを知った就活中の長女は数日後 友人と一緒に仕事のことをお願いして来ました。

すると早速仕事が決まり 天之御中主神様は私を通して仕事へのメッセージまで伝えてくれたのですが 入社後の職場環境と自分の仕事スキルを模索して お礼参拝を促しても日延べしてました。

10月2日 そんな長女に私は 

「模索中であろうと何であろうと ご縁を繋いでくれた天之御中主大神様へのお礼は 早く行かなければならない。

神様に状況をきちんと報告して礼儀を尽くすこと。

相馬神社の神様は高格な神様であり 礼を失して何が起きたら困るでしょう」と珍しくキツめに言いました。

気仙沼で霊能稼業をしていた祖母から「仏様は命まで持って行かないけど 神様は違う・・・」と教えられていたのですが 子どもたちに見えない世界の話を 言葉で伝えるのは中々難しいのです。。。

 

長女夫婦からは その日の昼休憩時に「ランチを一緒に食べないか」と誘われていたのですが 仕事場を不在にできないと断わると 何を思ったのかその足で 長女家族は相馬神社にお礼参拝に行きました。

参拝が終わって車に乗り込んだトタンに ゲリラ豪雨に襲われ 雨が上がった後の二重虹が出現して 彩雲から光の柱までの一連の天体ショーを見せられたのです。

 

一方その頃私は インテリアの仕事場で 17年前の恩人と思いがけずに遭遇してました。

仕事先の机から何気に目を上げたとき 見覚えがあるお男性が通り過ぎました。

思わず挨拶をしようと腰を浮かすと 男性はかけていたマスクを少し外し 「僕のことを覚えてますか」と近づいてきたのです。

その男性は17年前。

独学でインテリア試験を受験して 2次試験免除のラスト4回目で合格した私が ホテルで開催されるICフィステバルに出席して 新人紹介として登壇した際に

「本日 新卒で本州の会社に就職が決まった娘を 送り出しました。 

この先の自分人生のために 私はウエルカムパーティに出席しています。

年齢は高いですが 気持ちも身体も元気なので 私に仕事をさせて下さい」とスピーチをしました。

周りは若い人たちばかりで 最年長でオバサンの私がそんな感じでスピーチをしたものですから 出席していた方々にウケて失笑を誘いました。

 

まさか50歳目前で 資格は一応あるだけで実務経験もない私が 仕事に就くとは自分も周りも思っていなかったのですが パーティがお開きとなり クローク前で名前も会社も知らない男性が「あなた元気そうだから 諦めずにインテリアの仕事に就いて下さい」と励ましてくれました。

数か月後 私は今の会社に奇跡的に採用が決まり 営業担当と大手ハウスメーカー支社にご挨拶に行き そのとき男性と再会しました。

仕事上でも大変お世話になりましたが 事業縮小時に男性が退職したと人づてに聞き それきりっになっていました。

「自分の仕事への想いを 明確にしなさい」と長女に語ったその日 恩人の男性が現れて これまでのお礼を伝えることができました。

 

男性が去った後 普段は閑静な仕事場に 短時間で高額商品を何点も購入する方や 節約のため低額商品をDIYする年配夫婦が来店したりで これまでにない賑わいで忙しい一日を送りました。

 

何かが動いて 今までとは違う仕事とお客様を呼んだように感じています。

 

 

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天之御中主神様が見せてくれた ミラクル天体ショー

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 相馬神社 2021.10.2(土) 午後

今回の話は 私の生粋感知能力によって生じた妖しい話です。

 

 6月1日  長男と孫・花ちゃん(4歳)から「ミステリードライブに行こう!!」と誘われて 突然現れた日輪の先に着いたのが 天神山緑地にある樹齢200年の札幌最古の「天神藤」でした。

「天神藤」見学後 緑地内をぶらぶら3人で探索していると 手入れが行き届いた段差の大きい滝がある日本庭園を見つけました。

残念ながら 池にはコロナ禍の影響なのか 水が張られていなかったのですが この規模の滝がある池であれば 何処か上の方にに水源があるだろうと思ってました。

かつて東日本大地震が起きる前 ”夢のお告げ”に「神様使い」と名乗る黄金龍神が現れ その黄金龍神と共に神様お役目を引き受けた私は 龍神が司どる水関係に詳しいので 本来水が張られているはずの池に 水が無いことに”何かしらの訝しさ”を感じてました。 

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帰る段になり孫の花ちゃん(4歳)が 日本庭園裏の坂道をトコトコ登って行きました。

大人2人が追いかける形で辿り着いた場所が 「天神藤」を何度も見学来ていた長男でさえ初めて所在を知った 天之御中主大神様を道内で唯一単柱で祀る「相馬神社」の裏口でした。

日本庭園と相馬神社は 背中合わせの位置関係にあったのです。

それ以来 枯れた池の滞りが気になった私は同じ月の最終日に お酒と天之御中主大神様から所望されたものを持参して 再び相馬神社に参拝に行きました。

 

その後 天之御中主大神様が仕事運の神様でもあることを私たちから聞きつけた 就活中の長女が 相馬神社にお参りすると 早速仕事が決まりました。

仕事のお礼方々 天之御中主大神様に”神と意”すると天之御中主大神様は 長女へこのようなメッセージを降ろしてくれたのです。

 

~~~『その会社で 修行してくれば良いのだ。

足りない所 足りている所を知り 平らな心を持つ人になるのだ。 

それは自分を大切に 周りを癒すことでもある。

そう思って私が繋げた』~~        2021年7月27日

 

結局 長女が入社した会社は 2歳になったばかりの雪ちゃんを預けて働くには 無理な職場環境らしく 長女は「自分の仕事スキルの足りない所 足りてる所」を模索して悩んでいたのです。

 

それを聞いた当日 私は「模索中であろうとなかろうと ご縁を繋いでくれた天之御中主大神様へのお礼は早めに行かなければならない。 今の状況をきちんと報告することも 神様への礼儀を尽くすと言うことだ。」と珍しくキツめに言いました。

その日の午後 長女の旦那さんが運転する車は相馬神社周辺をグルグル回されて ようやく家族3人で相馬神社にお礼参拝に行けたのです。

 

ここから先は長女からのLineレポートです。

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雪ちゃんは 小雨が降ったり止んだりする中で お父さんの腕に抱かれて真剣に祈ってました。

参拝が終わって車に乗ったトタンに 1時間に80mmのゲリラ豪雨が襲いました。 運転にも支障が来たす程の降水量だったのに 帰路には二重虹が何度も出現して 消えかと思うと彩雲が浮かび そのうち”天使の梯子”と呼ばれる光の柱も降りてきました。

 

空が織りなす天体ショーが名残り惜しくて娘家族は そのまま日本海までドライブして 後光の中に沈む夕陽を見送ったそうです。

 

さすが宇宙中心の神様・天之御中主大神様が 自然界の天体ショーを連続で見せてくれました。

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一方その日その頃 インテリアの仕事中の私は 思いがけない方に出逢い 思いがけずに高額な取引を納め 思いがけないような小さな商品を求める方に出会っていたのです。

 

~~つづく~~

 

 

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天之御中主大神

 

遊具公園巡りのはずが 頭大仏様お詣りに

 

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北海道に出された第3波コロナ緊急事態宣言は 間もなく解除される見込みですが 長男家の孫・花ちゃん(4歳)は 先月初めから保育園をほぼ休んでいます。

長男宅周辺の小中学校から 感染者や濃厚接触者が出て 家族感染拡大を案じた保育園から「登園自粛要請」が出たのです。

長男の仕事は在宅ワークで 祖父母の私たち夫婦も近くに住んでいることもあり 無理に通わせていないだけなのですが・・・。

 

休んでいる間 長男は娘の花ちゃんを 市内にあるあちこちの公園に連れて行くので

たまに私も付き添って一緒に遊んでいます。

ここの公園はテーマがあるとか。 デザイン的にイマイチとか。 安全第一で面白味に欠けるとか。 

少子化時代の公園を 中央に遊具を集めて周辺を広くレイアウトして 緊急災害時の広域避難所として備えているのは素晴らしいとか。 勝手に評価してました。 f:id:nijinoringo:20210927174310j:plain

 

先日も 長男と花ちゃん・私の3人で公園に行き 昼食を食べた後に遊び疲れた花ちゃんは車の中で寝てしまいました。

起こすのも可哀想と そのままドライブをすることになり 道路沿いに咲くコスモスの群生に見惚れていたら その先に真駒内滝野霊園の入り口がありました。

 

せっかくだからと私一人が車から降りて 遠くに見える頭大仏(安藤忠雄・設計)に 「コロナ禍の中私たち家族が 日々つつがなく暮らしているお礼」を声に出して述べていると 後から小さな足音がして振り返れば 長男に連れられた花ちゃんが立ってました。

 

突然目を覚まして 「ばばの所に行く!!」と言ったそうです。 

 

昨年もコロナ緊急事態宣言が出されて宣言解除になる頃 この3人で頭大仏に来たことを思い出し 花ちゃんなりに 頭大仏様に手を合わせて この一年の無事をお礼を言っってました。

その後 境内に置かれていた”頭大仏おみくじ”を引いてみると ひらがなを覚えたての花ちゃんにも「あたり!!」の文字が読めて 売店の方から自分で引き寄せた”ご褒美のオレンジジュース”を受け取りました。

 

長男は 花ちゃんに「来年も 頭大仏様に顔を見せに来ようね」と 言ってました。

 

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「シャトレーゼ」の チョコバッキーを食べました

 私の1回目のワクチン注射を打つ直前 隣室で接種後待機していた若い男性が 意識を失ったのを目の当たりにして そのときの不安を引きずってました。

 

その上 周りの同世代女子たちから 「2回目のワクチン接種後は 数日38~9°の高熱で寝込んだ」の話を聞き 何十年も高熱を出たことが無い私は すっかり怖気づいてました。

せめて2回目の接種時に 予約枠が一緒の例の男性とかち合わないよう 枠内での時間調整をして行ったのですが その時間の接種者は私一人だけ。

滞りなく完了して大通りに出れば 周辺に甘いバニラの香りが漂い 匂いに誘われて入ったのがシャトレーゼ都心型ブランド店のYATSUDOKIでした。

 

こちらのお店に 前から気になっていた”チョコバッキーアイスが置いてあるかもと アイスケースを覗けば チョコバッキー”と”甘おう苺のやわらか氷バー”がありました。

もしもの副反応の発熱に備えてアイスを多めに買ったものの その日に熱が出て来る様子も無いのに ”チョコバッキー”を2本食べてしまいました。

質の良いチョコが芯の部分に大量に使われていて 冷凍庫に常備しているパリパリチョコバーとは違う食感で美味しかったです。

 

翌日は 微熱が出て身体がだるかっいので 早速”甘おう苺のやわらか氷バー”を食べて熱の沈静化をはかりました。

フレシュな甘おう苺そのままの風味と濃厚なバニラ味なのに 後味さっぱりアイスに仕上がっていてこちらも美味しかったです。

 

今度は”大人のチョコバッキーアフォガード エスプレッソチョコ&バニラ”を買ってみようと思います。

 

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ワクチン接種に行ったら 前の人が副反応で倒れた

 先週 同世代の人たちより遅く 1回目コロナワクチン接種に行ってきました。

日ごろ病気もせず薬も服用していない私は かかりつけ病院も無いので 夏の暑さが去り 夫のワクチン接種2回目の様子を見てからと ワクチン接種を渋っていたのです。

 

運よく孫たちが通う小児科医院で予約ができて 体温も測り 先生の問診も滞りなく済ませ 看護師さんが私用のワクチントレーで運んで まさに注射を打つ瞬間 扉の無い隣の部屋から「スミマセンーン!! 具合が悪いんですけどー」と弱々しい声がして ソファに座っていた20代前半男性が崩れ落ちました。

 

コロナ体制で一人しかいない看護師さんは 慌てて男性の元にかけつけて 子どもの患者を診療していた先生を 大声で呼びました。

私が座る丸椅子の後ろを 急いで通り抜けた先生が「意識はあるかい??」と声をかければ 男性から小さな声で「大丈夫です!!」と返って来て一安心。

 

ワクチン接種後15分の待機中 血圧が急激に低下したとかで 先生は「これは 迷走神経反射だな」と言っていましたが 男性はずーっと横になったままでした。

その間私は手持ちぶさたなので 先生が語る交感神経と副交感神経の働きで 稀に起きる人がいると言う"迷走反射神経"の説明を 男性と一緒に聞いてました。

 

「もし私まで具合が悪くなったら・・・」と心配になったものの ここでワクチンを受けずに帰れば 札幌市内での新たな接種予約は難しく ”倒れるかもしれない不安”に堪えました。

男性を気づかいつつの看護師さんに 「ビックリしたでしょう。 でも大丈夫ですよ」と励まされ 何事も無くワクチン接種を終え 体調に異変がなければ15分で帰れるはずが 男性の血圧は回復せず かかりきりの看護師さんからは 私への帰宅許可が中々出ず 25分経過した時点で申し出て帰ってきました。

 

帰り際 待合室ドアから戻りの遅い息子を心配したお母さんらしき人が 顔が覗かせると 看護師さんが「血圧の下がった息子さんに 付き添っていて下さい」と言ってました。

「親と来院したことを 早く告げてくれていたら 皆の仕事の手も止まらなかったのに」と思ったのですが 内気そうだった男性は「母と一緒に来た」とは 言えなかったのかもしれません。