上の過去記事は 2014年に週間文春に長期連載しているエッセイ「夜ふけのなわとび」(2011年1月~2012年1月)をまとめた「”あの日のそのあと”風雲録」の読後感想です。
他の作家や文筆業の方々が 日本の未曾有の大震災を「自分の思考の分岐点になった」とか 「価値観が変わった」「悲観にくれた」etc 傍観者として己の心情”をナイーブに吐露しているときに 震災直後に当時50代の林さんが震源地に近い石巻で 若いボランティアさんたちと共に支援活動しながら交流していたのです。
別本のエッセイ「カムカムマリコ」(2022.3出版)では その時の若者たちと交流が続いていて 折に触れ支援をしている様子も書かれてました。
あの頃抱いた「日本の次世代を 支援したい!!」の気持ちのまま 「母校に起きた不祥事の後 ”火中の栗”をあえて拾ったのかしらと思い 日本では珍しく”心意気のある女性”だな」と思って 眺めてました。
総勢8万人のマンモス大学の改革は重責で 就任1年の作家業の林さんには 見通せない部分があったろうし 前理事長の崩れたモラル体制が残っていたのだろうと思いますが ”女性作家の考察力とフットワークの軽さで 理事長として今回の薬物事件を払拭してほしいです。
林さんの広い人脈の中から 学校経営や危機管理・秘書・広報などの専門的分野の方々が ソロソロ援護に名乗り出てくれたら・・・なんて思っているのですが。
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