虹の旅人

2011年3月11日 故郷が壊滅。 人生はNext Stageへ

山下達郎「PERFORMANCE 2023」北ガス文化ホール・千歳に 夫婦参戦

        

 札幌から千歳までは列車で40分。

2017年苫小牧ライブ以降 チケット当選が困難となり「SPECAL  ACOUSTIC  LIVE展」in2020札幌も 昨年の「アーコスティック・ライブ」も映像のみでした。

本当は 苫小牧ライブの翌年9月6日 中野サンプラザライブは当選していたけれど 未明に北海道胆振東部地震が発生して 飛行機が飛ばずに”幻チケット”に。

 

6年ぶりのライブ参戦は 生達郎さんが登場した途端に 不覚にも目元がウルっとなりかけたけれども 気を取り直してしっかり楽しみました。

驚いたことに 好きなお酒も断って 4分間の長い新曲歌詞をカンペ無しで唄う優れた記憶力と 3時間ぶっ続けで歌い通す声量と体力の凄さに 同世代夫婦はただただ感動。

これまでのライブの中で一番声量があって 曲が終わった後のセッションもたっぷり長くて 余韻に浸らせてくれました。

 

MCで 前回ライブの振替講演やアナログ復刻CD盤の発売がされて「PERFORMANCE2023」までの準備期間が短かく 大変だった。と言いながら 復刻版のオリコン売り上げも好評で 若い世代のファンが多くなっている。と戸惑っている風でした。

 

いろいろ世間で言われてことに自ら触れてはいたけれど 音楽職人・達郎さんは 腕と歌声でファンを魅了させることが アーテストの本領と中期高齢者の古希ジジイと自分を揶揄しながら 自己研鑽してライブに望む精神力の強さが伝わってきます。

 

ライブ本数が半分となり いつもの締めの決めせりふ「恰好良く歳を重ねましょう!!」の前に珍しく 「争いの少ないこの日本に生まれてきたのだから 皆で仲良くして行きましょう。!!」なんて言ってました。

 

 

札幌会場が2日連続取れなくて千歳文化ホールでの開催となったのですが このホールは「softly」のジャケット似顔絵を描いた画家・山崎マリさんのお母さまビオラ奏者・山崎涼子さんが建立に貢献したとか。

重厚なレンガ作りの1200人大収容のホール音響が良く 達郎さんも各々のツアーメンバーも 熟練の演奏をたっぷり披露してくれました。

素晴らしかったです。

   

       

 

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