4年前(2019年)不参加で返信した後 急遽思い立って参加した鹿折中学校同級会・関東支部が 今年も同じ上野の中華料理店で開催されて 行ってきました。
前回の同級会は11月末にあり その4ヶ月後に北海道は コロナによる緊急事態宣言を発令し 宣言は全国的に波及。
その間に 私たちは65歳を越えて前期高齢者になっていて 都合がついて「この集まりを 楽しもう!!」と考えた11名が参加。
開催時間4時間のほとんどは 近況報告スピーチで 地元気仙沼からビデオ電話での飛び入り参加もありで まとまる話もあっちこっちに飛び その度に素の個性やキャラが出て IQ・学歴・職歴に関係なく 当意即妙の応酬で終始笑いの場に。
◎マメで誠実だけど たまの茶目っ気が笑いを誘うメイン幹事のF君。
◎歌声とギターが得意なMC幹事のK君は 悠々自適なシニアライフに突入。
◎マラソンを趣味にして 温厚な人柄で幹事たちをサポートしているH君。
◎仕事リタイヤ後の楽しみは 投稿記事の新聞掲載とかで 毎日が学びのMちゃん。
◎ゴルフのハンディキャップはシングル維持 仲間と早朝ゴルフに励むS君。
◎長年子どもを指導して 震災後は子どもの親からも頼られているMちゃん。
◎気仙沼から去って音信不通だったけど 東京で再会できたHちゃん。
◎現職の奥様に替わり 専業主夫として立派に家事をこなすクールなY君。
◎友人たちを繋ぐ気配りのKちゃんは 全16回の同級会皆勤賞。
◎イグノーベルorノーベル賞受賞するかものR君参加で 話題が少し高尚に。
◎時間&経費をかけて上京し 冬に効果ある活力バッテリーを補充したのは私。
大病をしたり不調でドクターor奥さんストップが入って お酒の量が少なくなっているのは 年齢的に仕方がないけれど 元気エネルギーだけは分け合った感じです。
ここで私が言う同級生とは 三陸・気仙沼市の岩手県境側にある 鹿折地区の中学校で同じ学年だった人たち。
在学中に話をし無かった相手でも この会場で話が弾み「また来年 会うね!!」の言葉を交わし お互いがここに至った50年を思い合うのです。
気仙沼出身者にとって 同級会は大切な集まりで 節目行事として厄年には同級会を更に盛大に行います。
仕事で上京する機会の多い私は 初開催の2005年翌年から 関東支部同級会に出席して 後々”同級会開催”へ熱い思い入れがあるのは 気仙沼特有の風習だと知りました。
2011年3月11日の東日本大震災時に55歳だった私たちは 生まれ育った町が 3日3晩燃えて消滅する様子を 各々の居場所で見ていたと思います。。。
失われることを知った同級生は 残ったものが”何だったのか”を確認する為に「今 この時・・・」ここに集うのかも知れません。
※ ブロッケン現象・虹の輪の中に映る搭乗機 2023/12/10